那由多な独り言390

今週のZATブログは、みんな桜満開ですね~。

いよいよ、今日で3月も終わり、明日からは4月、新入生の季節ですね。

ZATにも新入社員が4名入社します。

なんと、4名全員が女性です。

しかも、4名がそれぞれ4つの部署に分かれて所属します。

来年の今頃も、4名全員が先輩になるよう、頑張って欲しいものです!

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現在、会社の目標の一つは、新卒で入社した社員が、定年退職するまで、

安心して働ける職場作りです。

例え、女性でも、結婚して出産して、育児をしても、

職場復帰して、定年まで働ける………、そんな職場にしていきたいと

考えています。

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しかし、一般的に、会社の寿命は20年と言われています。

5年生存率14.8%

10年生存率6.3%

20年生存率0.4%

200社が起業しても、20年後には1社残るか残らないか。

だから会社の寿命は、20年ということです。

でも、20年で会社が消滅したら、とても、定年まで働けません。

では、実際に会社の寿命は、なぜ20年なのか?

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理由は、大きく2つ……。

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1.ニーズの変化(世の中の変化に対応できなければ淘汰される。)

※富士フィルムが扱っている現像式カメラやフィルムは、全体の10%しかありません。

※レコード針を扱っていた「ナガオカ」は、CD移行の波と共に事実上解散しました。

(特に若者のライフスタイルの周期が、10年ずつの20年周期で巡っている。)

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2.創業者のモティベーション

多くの創業者が下積みを経て30~40歳で一念発起して起業し、

情熱を傾けて会社を成長させ、代替わりするのが20年。

精神的な支柱を失った会社は脆いものです。

.

しかし、一方で、100年、200年、300年と、

何代にも渡って永続する企業もあります。

創業100年の企業は約26,000。

創業200年は1,200社。

そして創業300年は600社。

さらに創業400年を超える企業が190社。

創業500年を超える企業が40社あります。

.

実は日本は、世界では考えられないくらいの長寿企業大国で、

世界全体で見ると、創業200年を超えた会社の40〜45%が、

日本に存在しています。

.

では、なぜ、日本に多く存在し、その違いはどこにあるのか?

・変化のスピードが緩やかな領域で戦う

・身の丈に合った経営(質素倹約)

・ぶれない理念、価値観が深くて広い

・徒弟制度

・自社の強みを非常に深く理解している。

などがあげられます。

.

つまり、どうやって経営しているか?

ではなく、

何のために経営しているかがハッキリしている。

ようするに、社会にどう役に立っているのか。

というところが長寿企業の共通点です。

.

また、モティベーションは、生き方そのものと言われています。

あれが欲しい、これが欲しいという欲望も、

やる気を引き出す一つの要素ですが、

長年枯渇することのないエネルギーをうみだすには、

やはり、企業としての生き方そのものを決定する必要がある様です。

.

人は、根本に、“役に立ちたい。”という思いがあると言います。

それが、生きる価値観に繋がってきます。

会社も社会に役立つ事が、存在価値を生み出します。

会社を長く存続するには、自社が社会にどう役立っているのかとうことを、

社員全員が理解し、働く事に“やりがい”を持つことが重要です。

今年の新入社員も全員が自社の存在意義を理解すれば、

きっと、長く働いてもらえるでしょう。

因みに弊社は、今年法人設立27年、チーム結成(創業)31年です。

だから、0.4%の会社ということです。

これから、もっと継続していきますので、

よろしくお願いします。

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