新しい年になり、今年はどんな年にしようか……と、
いろいろと考える人が多いと思います。
ビジネスシーンで言えば、『パーパス経営』という言葉を、
よく耳にするようになりました。
❝パーパス❞とは、「目的」「意図」という意味の言葉ですが、
『パーパス経営』は、「何のためにこの会社は存在するのか」という
会社の存在意義自体を意味します。
パーパス経営の中で、重要な意味をもつのは、ミッションとビジョンで、
ミッションは、「パーパス」の実現に向けた戦略であり、
パーパスを実践していく中で、自分たちの最高にあるべき姿がビジョンです。

今年は、特に、このパーパス経営………❝会社の社会的存在価値❞を
高めていけるような会社づくりをしていきたいと考えています。
そして、そのカギを握るのは、いわゆるZ世代になります。
ここ数年に入社してきた若手たちを含め、今後入社してくる新入社員は、
Z世代と呼ばれる世代になります。
また、今後の消費のカギを握るのも、Z世代と言われています。
最近では、消費志向が変化していると言われ、
大きく言えば、モノからコトへ変化しています。
モノを所有することよりも、魅力あるコトを体験・経験することに
価値を置き始めています。
自分たち昭和世代は、高級品を身にまとう事で、ステータスを感じていましたが、
Z世代では、安くて良いものを見つけることに、ステータスを感じています。
だから、ワークマンなどの機能性が高く、値段の安いものに購買意欲を燃やします。
また、ここ数年のコロナによる行動制限もあり、いろいろなことに制限があるために、
実際に体験することの大切さを世代を超えて、多くの人が価値観を高めました。
もう一つ、Z世代の消費志向で、特徴的なのは、『推し活(ヲタ活)』と言われています。
「Z世代のヲタ活に関する意識調査」によれば、約8割以上が「推しがいる」と回答しています。
その『推し活』が消費の動機づけになっていて、
「推し活」のための消費は惜しまないという傾向が顕著であると言われています。
新しい価値観を持った『Z世代』は、ビジネスにおいても、新しい志向を持っています。
上司に対して求めるものは、周囲を引っ張る力強いリーダーシップよりも、
一人ひとりに対して丁寧に指導する気配りだったり、
理想の職場のイメージは、活気があってお互いに切磋琢磨する職場ではなく、
お互いの個性を尊重し、助け合う職場だと言います。
そして、その新しい価値観が求めるものが、自身の存在意義であり、
会社の社会的存在意義だということです。
だからこそ、今年は、パーパス経営を掲げて、会社の社会的存在価値を
見直し、再構築していこうと考えています。
ただし、社会的存在価値とは、当然、経済価値を持ったもので、
企業として十分な収益をあげなければ意味がありません。
今年は、そういう収益性も踏まえた『パーパス経営』に注目していきます。

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