いよいよ今年も終わってしまいます……。
あっという間の1年でした。
今年こそコロナからの脱却を果たし、飛躍の年にするはず……だったのに、
思い通りにはいきませんでした。
来年は、辰年……昇竜が天に昇るがごとく、飛躍の年にしなければなりません。
今年は、そのための種まきの年だったと………、
来年の今頃、そう振り返っているようにしたい……ですね。
来年の目標は、いくつか立てていますが、
一番重要なのは、社内共育だと感じています。
社員教育ではなく、社内共育です。
未熟な社員を教育するのではなく、新入社員も先輩社員も、役員も、もちろん自分も………、
社内の人間全てが、共に育つ必要があります。
もうコロナは終わって、自分たちの意識を替えなければいけないのに、
どうも、意識は引きずられているかのように感じています。
まずは、会社の目標をしかっりとたてて、
それに伴う個人の目標をたててもらうことから始めることにします。
具体的ではなく、漠然とした目標は、非常に達成し難いものです。
ですから、達成するためにたてる目標は、
・具体的(S) Specific
・測定可能(M) Measurable
・達成可能(A) Achievable
・現実的(R) Realistic
・有形(T) Tangible
のものとして明確化されなければなりません。
このSMART方式とは、無形目標を有形目標へ転化させ、
その具体的なアクション・ステップを立案するためのガイドラインです。
超一流な人ほど悩み、苦しい思いも経験し、誰よりも多く失敗しています。
例えば、メジャーリーグ通算3089安打という、歴史的偉業を成し遂げたイチロー選手。
イチロー選手は、高校の時に寮に入っていた3年間、寝る前の10分間素振りをしていました。
そして、それを1年365日、3年間欠かさず続けました。
それがイチロー選手の、誰にも負けないと思える努力でした。
イチロー選手が言うには、
『目標が高すぎて手に届かなかったら、どうするんですか。
そこで諦めてしまうでしょう。それは目標としておかしいんじゃないですか。』
まず自分がクリアできるところに目標を設定して、
それをクリアできたら次の目標を立てればいいのです。
目標をクリアするたびに達成感を味わうことで、
さらにプラスに物事が考えられるようになっていきます。
逆に達成できない目標だったら、追い込まれるばかりで、楽しくなくなってしまいます。
また、イチロー選手は、4000本のヒットを打つために、
8000回以上は悔しい思いをしてきているそうです。
そういう苦しみと向き合ってきたことが、自分で誇れるところだそうです。
けっして、高い目標ではなく、手の届きそうな目標をたてることが、
このSMART]方式なので、社内で実施していきます。
それでは、良いお年お迎えください。
本年もいろいろとありがとうございました。
また、来年もご贔屓いただきますようお願い申し上げます。
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