那由多な独り言586

ここ数年で、自分がこの業界に入って間もないころから、

お世話になった人たちが、定年退職や定年前の早期退職などで、

新しい人生に踏み出す方が増えてきました。

 

人生100年時代と言われ、50代というのは、

まだ、人生の半ばと考えれば、

これから後半戦ということになります。

その後半戦に差し掛かるビジネスマン1万人以上に、

「50代を後悔している理由」を聞いた調査結果がありました。

 

12位:できることが少ない

11位:年金を当てにしていた

10位:出世をあきらめ勉強を怠った

9位:もっとチャレンジすればよかった

8位:低い条件の再雇用に甘んじてしまった

7位:退職金年金が余りに少なく落ち込んだ

6位:自分で考えられない人間になっていた

5位:働かないオジサンになってしまった

4位:地域デビュー、妻と旅行、学び直しや趣味はすぐに飽きる

3位:肩書が全く通用しない

2位:モティベーションが湧かなくなってしまった

1位:定年後の計画をしておくべきだった

 

12位までの項目を見直してみると、

内容的には、1位と2位に集約されるようです。

「定年後の人生設計をしていなかった」と、

「モティベーションが湧かない」

会社の定年はあっても、人生に定年はありません。

定年まで働くとすると………、

60で定年、その後再就職か再雇用で3~5年、

65歳を機転としてから余生が35年もあります。

何も考えず、他人任せに50代過ごしたとしたら、

定年の時に後悔しても……、それは後の祭りということです。

 

人生は60歳から大きく差がつくもので、

その差はセルフモティベーションの差です。

やる気を他人任せにしてきた人は、

セルフでやる気をつくれないのです。

定年になったらゆっくり充電しながら、

その先のことを考えよう………

などと思って過ごした人が大後悔をしているということです。

 

実際に、自分の周りの知り合いでも、

退職後、自分のやりたいことを持って、

すぐに行動に移している人もいれば、

とりあえず、退職してから考えるという人がいます。

どちらが正しいという訳でもありませんが、

残された時間を有効に使えたら、それが一番でもあり、

まずは、健康で元気に過ごせることが一番かもしれません。

 

しかし、自分が周りの人をみて思うのは、

退職するまで忙しく仕事をしてきた人が、

退職してからのんびりと過ごしていると、

一気に老け込み、体調を崩して健康でいられなくなる人がいます。

自分の父親も、そんな人のひとりでした。

 

やはり、人が生きていくのに大切なことは、

目標をもって、それに向かってまっしぐらに進んでいくことが、

心身ともに健康でいられる秘訣ではないでしょうか。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

関連記事

那由多な独り言85

こんばんは! 今週は、ちょーブルーな気分の1週間でした。 基本的にちょーポジティブな自分も、なかなか回復できませんでした。 ま、わかる人しかわかりませんが………。 さて、先日の出来事で印象に残ったことがあります。 “AK[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言324

メリークリスマス! 今日はクリスマスイブですね。 街は、人で賑わい、 イルミネーションに飾られ、 心躍らせる夜ですね。 でも、今日は週末。 イベンターにとって、 明日も朝から現場……という感じですね。   ところで、クリ[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言238

こんばんは! 先程、おめでたいニュースが飛び込んできました。   弊社のような中小零細企業は、社員は家族のようなものだと考えています。 家族のようなものの家族が増えたということです。 また、このブログでも本人から報告があ[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言308

ブログでちらほら出てきていましたが、 8月29日は、ZATの会社の設立記念日でした。 因みにチームの創立記念日は、12月1日です。   今から、29年前、昭和62年7月19日(日)から始まった 『キャスティバル犬山‘87[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言689

昨年の年末から新年にかけて、訃報が相次いでいます。 確かに、人の命は永遠ではないので、いつか人生の終焉は訪れます。 とはいえ、自分の生きてきた時代の、結構、身近に感じる有名人の訃報は、 どうしても、一つの時代の終わりを感[…]

[» 続きを見る]