岸田さん、辞めちゃいますね。
自分は、阿部さんより好感が持てて、応援してましたけど、
これだけ支持率が落ちて、何をやっても、批判されては………、
挙句の果て、党内の若手議員からも、このままでは選挙に勝てない!
と、言われては、幕を引くしかないのかもしれません。
総理は、自分で決意しなければ辞めることはありませんが、
日本のリーダーとして……、党の総裁として……、
その席に座り続けることが、はたして正しいのか、
その決断をしなければならない時はきてしまいます。
かつて、いろいろな人が組織論を語った書籍はたくさんありますが、
三冠王を獲得した強打の名キャッチャーで、
監督としても日本一に3度輝いた野村克也さんは、
やっぱり、中心なき組織は機能しないと、言っていました。
どういうことかというと、鑑(かがみ)になる人が組織にいるといないとでは、
チームづくりが全然違っていて、鑑というのは、例えば王や長嶋のことで、
要するに野球の技術はもちろん、私生活も含め、模範となる選手が必要だといいます。
「王に見習え」「長嶋を見習え」と言える選手がいると、チームづくりがしやすいということです。
そう考えると、岸田さんは、内閣や党内部からスキャンダルや不始末が、度々湧き出て、
とても、鏡となる政治家は見当たりません。
また、その時の指揮官だった川上さんも偉かったようです。
ある時ミーティングに長嶋が遅れてきて、しかも筆記用具を持たず、
手ぶらだったそうです。
川上さんは長嶋を注意して、筆記用具を取りに行かせて、
その間、ミーティングは中断したそうです。
鑑となる選手とはいえ特別扱いせず、礼節を乱した時はきちんと叱る。
また、そうすることで他の選手も引き締まる訳です。
だから、強いチームには節度、いい意味での厳しさがあります。
逆に、弱いチームは仲良しチームになってしまいます。
ヤクルトに行ったばかりの頃、ミスした選手がベンチに帰ってきた時、
「ドンマイ」と声を掛けた選手がいたそうです。
「何がドンマイじゃ、このバカやろう」って烈火の如く怒ったそうです。
プロはミスが許されない世界ですが、弱いチームは、その感覚がなくなっていくようです。
優勝を目指して戦っていることはもちろん、
プロは高度な技術をお客さんに見てもらわなければいけません。
どう考えても、プロの世界ではミスは許されないし、厳しくて当たり前なのです。
その後、ヤクルトでは慰めの言葉は一切禁止にしたそうです。
また、弱いチームはどうしても個人成績優先主義になりがちです。
楽天には近鉄の残党選手が多いのですが、
彼らは万年Bクラスだから、端から優勝は無理だと思っていて、
自分の年俸を上げるには、個人成績を上げて評価されるしかないから、
「フォア・ザ・チーム」という精神が薄くなるようです。
弱いチームがそういう意識でやっていたのでは、絶対に勝てません。
自分はチームが勝利するために何ができるか、何をすればいいのかを考えて
プレーするような選手が増えないと、強くなりません。
あと、これは強い、弱いに限らず、どのチームにも言えることですが、
”組織はリーダーの力量以上にはならない”と、いいます。
強いチームにするにはスカウトや育成、フロントの体制などいろいろな要件があるけれども、
一番力を注ぐべきは監督が成長することです。
要するに、会社で言えば、社長の力量、器が、その企業の成長を左右するということです。
よく、「社長が変わらなければ、会社は変わらない」と、言われますが、
まずは、社長が成長することが、その会社の成長をさせることになります。
そう考えると、総理大臣の力量が、日本の成長を決めることになります。
岸田さんの次に誰が、そのポストに就くか、期待したいですね。
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