那由多な独り言736

本日は、弊社が運営、管理している『チアグランパス2024』の自主興行

『チアグランパス ファミリー パーティ2024』を観てきました。

チアグランパスは、毎年オーディションを行い、少しづつメンバーが入れ替わっていくので、

1年の集大成として、昨年から始まった、会館興行です。

ビジュアル検索クエリイメージ

 

チアグランパスは、2020年から始まり、今年で5年になりました。

初年度は、コロナの流行が始まった年で、シーズンの始まりが、半年ほど遅れた、

波乱の幕開けとなりました。

そこから、すでに5年も経ったんだ……と、ステージを観ながら、しみじみと感じていました。

 

自分は、あまり関わることがありませんが、名古屋グランパスキッズチアダンススクールを、

弊社が始めた時から、チアグランパス結成をチームに提案し、3年目にして、ようやくスタートし、

躍動するステージの彼女たちのパフォーマンスに大きな刺激を受けてきました。

 

ここ数年……もっとかな……、現場からすっかり離れてしまい、良くも悪くも現場自体は、

すっかり社員たちに任せている状態で、少し寂しい気もしながら、自分は会社自体の舵取りをしています。

でも、元々は自分もスーツアクターをしてたので、イベント自体も好きだし、

いまだに、たまにはショーに出てみたいと思うことがあります。

ただ、子供の運動会に出て、久しぶりに走って、コケまくる父親のように、

実際に出てみたら、カラダはついていけずに、ステージでコケまくることになってしまうのでしょう。

だから、今の自分の立場で、やらなければならないことに専念することが、会社にとって一番だと思います。

 

自分の仕事は、❝社員たちの働きやすい環境を創ること❞だと考えていますが、

自分の想いと、社員たちの考えにギャップがあることを、度々、痛感することがあります。

確かに……、24時間働けますか!を合言葉のようにしてきた昭和の時代を過ごした人と、

ゆとり世代からさらに変化したZ世代の人と、ギャップがあるのは当たり前なのかもしれませんが、

自分の頭を変えていかなければ、すぐに、❝時代錯誤❞のレッテルを貼られてしまいます。

 

時代についていけない………なんて、自分が言っていたら、すぐに社員たちに見放されてしまうので、

常に勉強して、アップデートが必要です。

そういえば、アップデート名古屋!をキャッチフレーズにして、市長選を失敗した人がいましたね。

でも、人の失敗は、成功した話よりも勉強になります。

 

すでに故人となってしまいましたが、プロ野球の名監督で有名な野村克也氏は、

『勝ちに不思議の勝ちあり。

負けに不思議の負けなし。』

と、言っていました。

どうして勝てたのかわからない事があっても、負けた原因はハッキリしていると、いうことです。

 

セールスでも決まったら嬉しいが、学びが大きいのは決まらなかった時の方だといわれています。

だから、新人のころは……、

「決まったら金になる。決まらなかったら為になる。」と、

どちらにしても、得になると考えると、モチベーションが上がりました。

 

成功談は確かに華やかで、魅力的です。

しかし、その価値はあまり高くないのです。

なぜなら、成功談からはあまり学べないからです。

 

逆に、失敗談には深い洞察が潜んでいます。

失敗の痛みを伴う経験から学んだ自らの欠点や判断ミスなど……、

失敗談には具体的な教訓が詰まっているものです。

 

自分の何が足りなかったのか、どこで道を誤ったのか、油断を招いたのは何だったのか。

これらの情報は、成功を目指すものにとって、貴重な道標となります。

自分が入っている中小企業家同友会でも、同じ会員企業が報告者となり、

自分たちの経験談を話をして、それを学ぶことをしていますが、

聞いてる経営者たちが、求めているものは、成功談ではなく、失敗談です。

例え、大成功している経営者でも、人間なので、必ず失敗していることもあります。

経営者たちは、失敗談を聞くことで、その失敗から学ぶことを欲してるのです。

 

失敗談には人間味があり、弱さや挫折を赤裸々に語られることで魅力を感じます。

人間は、痛い目に合わないとわからないことが多いので、

成功談より先人の貴重な失敗談を、他人事ではなく自分事として学びたいのです。

 

経営者は、自分の失敗が、時には会社に大きな損失を与えることになるので、

失敗は許されない立場なのです。

でも、自分も失敗を繰り返しながら、成長してますけど………ね。

これからも、頑張ってまいります!

 

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