いよいよカウントダウンが始まりました。
平成最後の年の瀬も、いよいよ終わりに近づいています。
本当に1年って、あっという間に、過ぎていきます。
過ぎてから………、
1日1日を大切に生きなきゃ!って、
思うのですが………。
さて、もうすぐクリスマスですね。
そもそもクリスマスって、イエスキリストの誕生を祝うための祝祭が起源とされていますが、
聖書には、どこにもイエスの誕生日を記した記載はなく、
10月1日もしくは、2日が有力とされている説があり、定かではないんです。
では、クリスマスはなぜ、イエスの生誕祭になったのか?
当時のローマ帝国では、太陽を神と崇める太陽信仰を行っており、
秋から冬にかけて日照時間が短くなると死が近づくと恐れられていました。
ところが冬至を境に日が長くなることから、それを太陽の復活としてお祝いしていたらしいです。
それが、いつの頃からか、宗教的な大人の事情で、キリストの聖誕祭となったようです。

では、なぜクリスマスツリーを飾るのか?
クリスマスツリーは、8世紀のドイツが始まりといわれています。
クリスマスの起源ともいわれている冬至の祭では、
太陽と共に冬になっても葉を落とすことのない常緑樹も“永遠の命”のシンボルとして
飾られていたことから、クリスマスには常緑樹を使って飾りを作るようになったようです。
では、なぜ、サンタクロースがプレゼントをくれるのか?
サンタクロースの起源は4世紀ごろのトルコの司祭だった“聖ニコラウス”がモデルと言われています。
ニコラウスの近所には、大変貧しい家族が住んでいて、娘が3人いたが、結婚を望んでいても、
家が貧しいゆえに娼婦にならなければならないという状況にいました。
その話を聞いたニコラウスが、その娘を助けるために、その家の煙突から金貨を投げ入れ、
その金貨が、暖炉の近くに干してあった靴下に入って、その金貨で娘たちは救われた……。
というのが、サンタクロースの始まりと言われているそうです。(諸説あります)

なぜ、サンタクロースは、トナカイの引くソリに乗ってくるのか?
サンタクロースの発祥の地は、雪の降る寒い地域とされているため、
雪道をソリで移動するというイメージになったそうです。
サンタクロースのトナカイは、9頭いて、名前が付いています。
Dasher/ダッシャー(突進)
Dancer/ダンサー(踊り子)
Prancer/ブランサー(踊り跳ねるもの)
Vixen/ヴィクセン(やかましい)
Comet/コメット(彗星)
Cupid/キューピッド(愛の神)
Donner/ドナー(雷鳴)
Blitzen/ブリッツェン(稲光)
Rudolph/ルドルフ(赤鼻のトナカイ)
元々は、8頭で走行していましたが、空が濃い霧で包まれて、前が見えない状態の時に、
赤鼻で悩んでいたルドルフを先頭にして、霧がかかった暗闇を光り輝く赤鼻で照らし、
無事子供たちにプレゼントを届けたようです。
そして、赤鼻で悩んでいたルドルフは、一躍脚光を浴びて、自慢の赤鼻に変わり、
大変人気者になったそうですね。
なぜ、クリスマスにケーキを食べるのか?
そもそも、華麗なクリスマスケーキを食べる習慣は、日本独自のもので、
ドイツでは、シュトーレン(ドライフルーツや油脂をたっぷり使ったパン)、
フランスでは、ブッシュドノエル(切り株を模したケーキ)、
イギリスでは、クリスマスプディング………、など、
世界中で、その習慣は違うようです。
では、なぜ、日本はケーキなのか?
日本で初めてクリスマスケーキが販売されたのは、1922年で不二家が始めたとされています。
要するに、バレンタインデーのチョコレートと同じく、お菓子メーカーの戦略のようですね。
日本は、企業の戦略として、外国文化を取り入れ、
それが、いつの間にか定着するという………、
良い意味では、“素直な民族”で、
ある程度、広まると、一揆にみんなでやりだす、
大衆意識が強い国ということです。
良いクリスマスをお過ごし下さい。

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