那由多な独り言301

夏真っ盛りに!

毎日暑い日が続きますね。

今回の梅雨は、各地に集中豪雨をもたらしています。

ここ数年の豪雨って、半端ないですね。

でも………、

名古屋は、それほどひどいくらいの豪雨もなく………、

永年ウワサされ続けている東海大地震もなく………、

大きな災害に見舞われることもなく………、

住みやすい街ですよね。

 

今朝の新聞に、来春オープンする“レゴランド”の記事が載っていました。

敷地面積9.3万平方メートル、総事業費320億円

ディズニー、USJに次ぐ、第三のテーマパークと呼ばれ、

今朝の新聞では、入場料が発表されていましたが、

その金額は、まさしく第三のテーマパークでした。

ただ、敷地面積でいえば……、

ディズニーの10分の一……、

USJの4分の一………、

確かに量より質が大切だとは思いますが………。

名古屋の新名所になることを期待しています……。

 

新しいものができるということは、

その創設に関わる人たちの“大いなる想い”が込められます。

特にそのリーダー的な人物は、並々ならぬ“決意”がなければ成功しません。

 

決意とは……、

定めた目標を明確にイメージして、

それを実現するために努力を重ねるだけでなく、

そこに到達するための日々の計画をたて、

具体的な方法を導き出すことです。

 

例えば、ある成功者が、20歳の頃に自分自身の目標達成のために

必要だと思われる五つの段階を書き出したものが次の5つです。

1.考えを明確化する

2.達成期限を切って行動計画を作成する

3.真剣な欲望

4.大いなる自信

5.強固な決意

 

その5番目の決意について、参考となる偉人の話がありますので紹介しましょう。

 

それは、ドイツの作曲家《ベートーベン》です。

 

~~~~~~~~

1770年にドイツで誕生したベートーベン。

彼は数多くの名作を残し、後世の音楽家たちに多大な影響を与えました。

皆さんも、学校の音楽室で彼の肖像画を見たことがあるでしょう。

そんな誰もが知っているベートーベン。

しかし、音楽家としての華々しい実績とは裏腹に、

実は重度の聴覚障害を患っていたのです。

音楽家にとって、難聴は致命的な病気です。

一体、彼はどうやって、この困難を乗り越えたのでしょうか。

………

ベートーベンは20歳を過ぎたころから徐々に耳が聞こえなくなり始めました。

一時は自殺も考えたといいます。

しかし、彼はこの難聴を克服するために、さまざまな試行錯誤を行いました。

まず、特製のピアノを作りました。

口に指揮棒をくわえてピアノにつけ、歯に伝わってくる振動によって、音の強弱を感じとったといいます。

さらに、彼はオーケストラの指揮をする際、曲のテンポを知るために、メトロノームを使いました。

メトロノームの揺れから、視覚的に曲の速さを理解したというのです。

こうして難聴を克服しながら、多くの名曲を世に送り出していきました。

交響曲第一番を除き、作品のほとんどは障害が始まって以降に作曲したというから驚きです。

それでは、難聴の克服は、彼がさまざまな工夫をしたから可能だったのでしょうか。

 

確かに特製ピアノやメトロノームがなければ、音楽家を続けることは不可能だったでしょう。

しかし、重要なことは、そういう手段や方法だけではないのです。

考えてみてください。

歯の振動や視覚によって、音を把握しながら作曲するということが、

どれほどの困難を有したでしょうか。

きっと並大抵のことではなかったはずです。

では、なぜそれができたのでしょうか。

その鍵は、ベートーベンが25歳のときに記した手記にありました。

そこにはこう記されてあります。

 

「勇気を出せ。

 たとえ肉体に、いかなる欠点があろうとも、

 我が魂は、これに打ち勝たねばならない。

 25歳、そうだ、もう25歳になったのだ。

 今年こそ、本物になる覚悟をせねばならない。」

そう、

彼には強烈な「決意」があったのです。

………

もしベートーベンが次のように考えていたとしたら、

どのような結果となっていたでしょうか。

 

「耳が聞こえない状態で、楽曲を作ることなんてできない。」

 

彼はきっと音楽の道を諦めてしまっていたでしょう。

しかし、ベートーベンはさまざまな創意工夫を行うことによって、

数々の素晴らしい作品を残しました。

現在でも歴史上、もっとも偉大な音楽家の一人として称えられています。

この大きな違いを生み出したのが、まさに「決意」なのです。

 

『決意があれば、方法は後からついてくる』

 

ベートーベンの逸話は、私たちにこの非常に大切なことを教えてくれています。

あなたにはどれくらい、今掲げている目標を果たす「決意」があるでしょうか。

それが100パーセントの決意であれば、

すでにその時点で、目標は達成されているのです。

何か大きな目標を達成した方には、

揺るぎない“決意”があったはずです。

先週のブログの“覚悟”と似ていますが、

少し違います。

 

“決意”とは、自分の意志をハッキリ決めること。

“覚悟”とは、困難な事を予想して、それを全て受けとめる心構えをすること。

どちらが欠けても、大きな目標は成し遂げることができません。

 

先ずは、決意……、

次に覚悟を決める。

さぁ、頑張りましょう。

 

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今週は、3点、4点。

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