那由多な独り言557

いよいよオリンピック開催まで、1か月をきりました。

しかし、まだ、いろいろと決まっていないことが多すぎで、

ホントに大丈夫だろうか……と、思ってる人も多いはずですが、

日本人は、平和というか……、温厚というか……、無関心というか……、

デモが起きるわけでもなく……、暴動が起きるわけでもなく……、

反対の意見も多い中でも、行動を起こす人は誰もいません。

 

ウガンダの選手団のひとりが空港で陽性反応が出たのに、

その選手団は普通に入国して、普通に移動して、

宿舎について、後日あらためて検査をしたら、

他の人にも陽性反応が出て………、

バブル方式で安心・安全なオリンピックと言いながら、

濃厚接触者の隔離や対応のルールが何もないのを露呈……。

 

しかも、東京オリンピックだから、選手団は関東圏にいるのかと思っていると、

その合宿先は、大阪の泉佐野市で、成田空港からはバスで移動して、

宿泊先のホテルでは、宴会場でみんなで食事をしたり、

ミーティングをしているという………。

これでは、続々と選手団が入国すると、バブル方式のバブルの中で、

クラスターが発生するし、そのバブルが弾ければ、

周辺地区でも、クラスターが発生するリスクは高いでしょう。

 

東京は再び新規感染者数が上昇し始めているけど………、

競技の観客数は1万人を上限にすると言いながら……、

開会式は、2万人を上限にすると発表したり………、

本当に大丈夫だろうか?

 

さすがに専門家会議の尾身会長もオリンピック開催自体の感染リスクに関して、

政府に提言し、それが話題になりましたが……、

もうすでに専門家会議が何を言っても、政府は開催に向けて突き進むだけですね。

無知ということは、本当に恐ろしいものです。

ウィルス感染のリスクについて、無知だから専門家会議を組織したのに、

無知だから、リスクよりも利益に思考が占拠され、優先してしまう。

 

『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』

(ベンジャミン・フランクリン)※アメリカ合衆国建国の父のひとり

 

フランクリンは「無知はコスト」と断言しています。

成果が上がらない人たちは………、

・問題が起きて行動する

・体調が悪くなって病院に行く

・肥満になってダイエットする

・お金がなくなって金策に走る

・人がいなくなって求人活動をする

などなど………、

何か困ったことや不都合なことが起きてから行動すること人が多い。

(普通の人はこのパターンです。)

しかし、事前に勉強し知識を得て危険予知をし、

予防や準備をしていれば慌てずに済むし、

実際にかかるコストやエネルギーは4分の1で済むと言われています。

 

正に「無知はコスト」であり、「教育は予防」となるのです。

 

コストには色々あります。

出費することだけがコストではなく、出費しないコストもあります。

知っていればそうならなかったのに………、

知っていれば大損しなくて済んだのに………、

と、後悔することって、ありますよね。

 

確かに教育には、お金がかかる事が多いです。

しかし、教育を受けていない人は、

知らないうちに無駄なお金を使っている事に気づいていない………、

いや気づくことが出来ないのです。

 

実のところ……、

「教育」より高価なものが「無知」であり、

「無知」は「教育」よりコストがかかると言われています。

事実、無知な人は、教育を受けた人ほどお金が稼げないのです。

 

そのうえ、無知の人は、無駄な支出も多くなります。

「お金持ちほどケチ」などとよく耳にしますが、

それは、勉強し実践し、お金の有効活用の知識レベルが高くなっているからです。

教育にお金をかけなければ、今より更に豊かになることはないといいます。

自己投資しなければ、結局、人生で大損をするという訳ですね。

 

さて、このフランクリン氏が言うように、無知が大損をすることになるとすると、

今の菅総理をはじめとする日本政府は、

オリンピック後、どのように発言するのでしょうか?

 

全ての答えは、時が見せてくれるでしょう。

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