もう6月も終わりを迎え、今年も半分が終わりました。
弊社は12月決算なので、丁度前半戦が終了し、後半戦に突入していきます。
弊社では月次決算はしておらず、前期、後期で数字をまとめるので、
学生時代の通知表をもらう気分で、その数字をみていきます。
もちろん、企業なので、売上や利益はとても大事な数値的な結果ですが、
それ以上に大切なのは、働く社員たちが楽しい職場でなければいけません。
社員数も増えてくると、いろいろな人がいるので、どうしても人間関係が難しくなってきます。
いい人間関係をつくるのに大事なことは、
肯定することでもなければ、
叱ることでもなく、
否定しないことです。
離職率30%が当たり前の美容業界で
毎年0~5%の驚異的な数値を残している店長がいるそうです。
その人物は、全国240店舗を展開する美容室「EARTH」静岡駅前店オーナー店長の
坂本光一郎氏です。
彼は人間関係をつくるのが抜群にうまいそうです。
その秘訣は………、「否定しない」こと。
具体的には3つあるそうで、
1)遮断する。
相手がまだ話しているのに遮って自分の話をして、相手の話を最後まで聞かない。
当の本人は否定の自覚はないが、相手は否定されたと受け取る。
2)意見を言う。
「それもいいけどさぁ~自分はこう思う」と
意見を求められてもいないのに、自分の意見を言う。
これも否定することです。
3)ながら動作をしない。
スマホをいじりながら相手の話を聞いたり、
他のところを見ながら聞くのも否定になります。
これらの否定原動(行動)をしないことが、
人間関係づくりにとって大事な土台となりますが
ただ、否定しないだけでは相手のためにもなりません。
そこで、相手を否定せずに自分の意見を
しっかり伝えるにはどうしたらいいのか?
「否定しない技術」とは?
答えは………、「提案する」ことです。
提案は命令と違って、受け入れるかどうかの選択肢は相手にある。
「私はいいと思うんですがどうですか?」
「こういうのはどうですか?」
命令ではなく、提案することで、相手は選択することができます。
提案して相手が受け取らなかったら、
「だったら、こういうやり方はどうですか?」
と又、提案していきます。
この繰り返しで良い人間関係ができてくるそうです。
確かに、相手を否定しないということも人間関係を円滑にする秘訣ですね。
自分がもう一つ大切だと思うことは、他の人の悪口や陰口、その人を否定することを、
言わないことも良い人間関係を創るうえで、大切なことです。
そういう話は、聞いていて楽しいと思う人は少ないし、
大抵の人は、この人は、自分がいないところで、
自分の事も悪口や陰口で言ってるんだと、バレてしまいます。
だから、その人の人間的価値も下げてしまい、信頼関係も失います。
人は、ついつい他人の至らない点に、目を向けてしまいますが、
できるだけその人の良いところに目を向けてあげれると、
自然に、その人の良いところを誉めることができてきます。
身近な人の良いところを話で聞くようになると、
それを聞く周りの人は、この人は、自分の知らないところで、
自分の良い話をしてくれているかもしれない。
そう思うと、その人に好意的になり、良い人間関係が生まれてきます。
信頼関係は、毎日の積み重ねで築かれていくものです。
会社を過ごしやすい楽しい職場にしていくために、
まず、人の悪口や噂話をしないこと、
そして、人に対して否定しないこと、
すぐに始められることなので、今から始めていきましょう。
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