アメリカのトランプ大統領の大幅な関税政策に世界が震撼しています。
今回、発表された日本への関税は、24%……
その理由は、日本がアメリカに46%の関税をかけているからだということです。
アメリカの貿易赤字を考慮した計算式に基づいているらしいですが、
計算の根拠は、専門家がみてもよくわからないそうです。
この関税には、2つの役割があり、一つは、「交渉の道具」、
もう一つは、「経済政策」です。
アメリカには、1兆ドルの貿易赤字があります。
その背景には、アメリカ人が海外の製品ばかりを多く使っていることと、
外国がアメリカの製品を買ってくれないことにあります。
これを関税をかけることで、価格調整し、アメリカ製のものを優遇し、
国内の製造業を活性化させる狙いがあるといいます。
また、交渉の道具というのは、例えば、1980年代の自動車についての日本との交渉があります。
アメリカの自動車メーカーは、日本車の輸入の急増で苦境に立たされていて、
当時のレーガン政権は、関税を切り札に交渉し、
結果、日本の自動車メーカーは、アメリカに工場を建て、
サプライチェーンにも巨額の投資を始めました。
おかげで、何百億ドルの投資と何十万人もの雇用が生まれ、
国内に新たな産業の繁栄がもたらされたのです。
ただ、今回の関税でナゾと言われているのが、無人島に対して、
関税をかけているところです。
南極に近いオーストラリア領のハード島とマクドナルド諸島がそれで、
アザラシやペンギンが生息していますが、人は住んでいないということです。
この関税政策は、アメリカ経済において、貿易赤字の解消とは裏腹に、
世界各国で❝アメリカ離れ❞を模索する動きが広がる可能性もあり、
アメリカの経済が悪化し、景気が大きく後退する可能性もあります。
かなりのリスクを大きく含んではいますが、
かつて、モハメド・アリは、次のように言いました。
『リスクを取る勇気がなければ、
何も達成することがない人生になる。』(モハメド・アリ)
そもそも、リスクとは………、
損失を被る、又は不利な状況に陥る可能性を意味することです。
誰だって、リスクは回避したいが、リスクを取らなければ成長や成功は期待できません。
これは、普遍的な真理なのです。
つまり、「リスクを取らないリスク」
これが1番のリスクなのだということです。
アップルの創立者ジョブズが、
「人生で一番後悔することは、やらなかったことだと思う」
と語っていました。
実は、成功は、リスクを取る勇気から出来上がっているのです。
いくら成功の法則を学んでも、このリスクを取ることができなければ、成功はしないのです。
たとえば、今 大手企業に勤めていて管理職などの安定したポジションにいる人も、
現状維持のまま年収を大幅に上げるのは難しいといえます。
企業内で頑張って昇進を続けても、せいぜい20~30%、良くて50%アップが限界でしょう。
本当に大きく稼ぎたいなら、どこかで「今の立場」を捨て、リスクを取る決断をする必要があります。
リスクをとるとしたら、安全な状態で学んでいるのと比べ、
比較にならないくらい実力がついてきます。
なぜなら、甘い考えや心の油断がなくなるからです。
何かを成し遂げたければ、結局リスクを取るしかないのです。
トランプ大統領は、元々実業家として成功した人です。
だから、現状を劇的に変えるとしたら、リスクを大きくとることが必要だという事を
知っているのでしょう。
ビジネスの世界でも、大きく会社を変えようとするなら、
大きなリスクがかかるような駆け引きも必要になります。
それが、時には大きな投資なのかもしれません。
しかし、リスクというのは、失敗した時の損失も大きいということです。
そういう経営判断をしていかなければならないのが、
経営者の醍醐味かもしれませんね。
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