那由多な独り言765

都議選が終わり、次の参議院選も近づく中、『次期総理に相応しいのは?』というアンケートの結果、

あの小泉さんが1位になったそうです。

前回の総裁選では、初めこそ人気もトップで、最有力候補と言われながら、公開討論などで、

その言動から、徐々に人気が低迷していき、結局、現在の総理が誕生しました。

しかし、備蓄米の放出で、再び人気が上がったようです。

世の中、単純な思考で驚きですね。そして、世論って、こわいですね。

まるで、波のように、何かで評価されると、一揆に流れが変わってしまいます。

もう迷わない!】ファーストチェス理論で、最高の意思決定を習慣 ...

 

ファーストチェス理論と言うものがあるのはご存知でしょうか?

これはチェスにおいて……、

「5秒で考えた打ち手」と「30分で考えた打ち手」は、

実際のところ86%が同じ手であると実証されたことから、

直感を信じて短時間で判断しても、長く考えて判断しても、

同じ打ち手になる可能性が高いのだから、直感を信じて5秒で意思決定した方が、

時間の短縮になると言うものです。

 

実は、人間の1日の意思決定(決断)の数は決まっていて、

車のガソリンのようにタンクの容量は決まっているように、

使えば使っただけ減っていき、無くなると動かなくなるという訳です。

 

ケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に3万5000回の決断を下していて

個人差はあるが、それが意思決定タンクの容量になっているそうです。

つまり、決断は、それがどんな内容であってもストレスを伴い、

脳に負担をかけるので、その疲労が意志力を奪っていき、量が少なくなると

決断ミスが生じるようになっていきます。

なので、余計な決断の数を減らす必要があるという訳です。

 

世界的有名経営者が、毎日同じ服を着ているのもここに起因しているといいます。

経営に関係しない、何を着て、何を食べるかなどの余計な決断は、

できるだけしないようにしている訳です。

それと、時間をかけることも意思決定の燃費を下げることになります。

 

松下幸之助の「60点なら合格。」

ソフトバンク 孫正義氏の「7割で勝負をかけろ9割まで待つと手遅れ、5割で戦うのは愚かだ。」

なども、意思決定に100%の精度を求めず、スピードを重視することの重要性を示しています。

何かを決めるとき、完璧はあり得ません。

そもそも、100%間違いないものは、悩みもしないので決断とは言いません。

 

失敗のリスクを少なくしたいのは、誰でも望むことですが、

闇雲に先延ばしにして、精度をあげようとしても、

時間を浪費することの方がリスクは大きいといいます。

 

自分もいろいろと決断する中で、迷うこともたくさんありますが、

結局、最初に考えた答えに戻ることはよくあることですし、

時間をかけて悩んでも、考えが変わらないことがよくあります。

ようするに、物事の判断に悩む必要などない……ということです。

 

そうはいっても、単純な思考では、やはり決断に不安なこともあるので、

一旦立ち止まって、よく考えることも必要だとも思います。

う~ん、結局どっち何でしょうか………。

まぁ、その内容によるということでしょう。

 

でも、世論の波のように流れに、そのまま流されていくことは、

良くないということは、言えるでしょう。

 

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