こんにちは、締まりのない体をしていることなかれ二等兵です。もう少し締まっていこうと思います。
皆様は最近、血沸き肉躍っていますか?
いっけねぇ、遅刻遅刻ゥ―! ってなって、学校まで食パンをくわえながら全速力で走ってたら、曲がり角で女の子とぶつかっちゃって『はわわ☆ご、ごめんなさい!』とかなる展開あるじゃないですか。
で、その後のホームルームで担任の先生が『今日はこのクラスに転校生がきた。入りなさい』とか言って、入ってきたのが朝ぶつかった女の子で、周りの男子が『え? あのコ可愛くね?』『お前いけよ! 口説けよ!』とか話している中、『あー! あなたは今朝のパン男!?』とかなって、『え? 何? お前ら知り合いなの?』と周りの男子がざわ付き始めて、『じゃあ転校生は二等兵の横に座りなさい』とかなって、お互い何となく意識しちゃって、そこからめくるめくロマンス溢れるラヴストーリーが始まる展開あるじゃないですか。
いや、ないな。
ないわ、そんなものは。
悲しいね、人生は。
ないんです。ないんですよ。そんなものはどこにもないんですよ。これが。
先日の会社帰り、いつも通り地下鉄に乗っていました。たくさん人が降りる駅に着いて、でも私は降りないので邪魔にならないように隅の方へ避けたんです。
すると、おばあちゃんが『ッドン!』っと結構健脚なショルダータックルをブチかましてきまして、上目遣いに僕と目を合わせてきたかと思うと、
「チッ」
と、よく響く高らかなでかい舌打ちをして、勇ましい小さな肩を怒らせながら降りていきました。
何というか『我通るところ我の道なり。我の前に立ちふさがる物はすべて破壊するのみ。我こそ正義。引かぬ、媚びぬ、省みぬ!』みたいな熱い心意気をびしびしと感じました。
ないんですよ。ないんです。
心ときめくラヴストーリーも、心高鳴る大冒険も。
徐々に知識が付いてくると、どんな時でも助けてくれるヒーローがいないことにも、サンタさんがいないことにも、自分が選ばれた戦士ではないことにも、何となく、漠然と気が付いてきます。あぁ、自分はただの一般市民なんだなぁと。
だからこそ、せめて子どもの内はキラキラした夢をお腹いっぱい吸い込んでほしいと願います。
弊社ではお姫様のドレスを女の子に貸し出して、お姫様になりきってもらうイベントをすることがあるのですが、もう、みんな本当にお姫様。『私今、最ッ高にプリンセスですわぁ!』みたいなキメ顔でお着替えルームから登場し、歩き方も少し優雅になっている気がします。あの瞬間、彼女達は間違いなく『お姫様』なわけです。
それと同じで子ども達の中にヒーローはいるし、サンタさんは毎年来るし、自分は100億年に1人の選ばれしスーパー戦士だという確信を持っています。
そういった夢を、少しでも子ども達に見せるというお手伝いができればと思います。そして、キラキラした夢をたくさん吸い込んだ子ども達が、その夢を実現できるぐらいの強さを持ってくれたらなぁと思います。
おばあちゃんにショルダータックルをブチかまされてもよろけないぐらいの強さを、持ってくれたらなぁと思います。
追記
『曲がり角で女の子とぶつかる』って、要は、

こういうふうに住んでいたとしたら、

こうぶつかるわけじゃないですか。
ということは、遅刻ギリギリの二人は時間がないので『気まずいからコイツ先に行かせよっと』とかやることもできず、この後一緒に校庭を駆け抜けなきゃいけないわけです。気まずいだろうなぁ。
というか男の方も『あれ? あの女、教室じゃなくて職員室の方にいくぞ……?』って何となく感付きますよね。そもそも前日に先生から『明日このクラスに転校生が……』という話があるはずですよね。
やっぱりロマンスなんてなかった。

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