那由多な独り言543

先日、「健康経営優良法人」の認定を受けました。

まだまだ知らない人もいるのかもしれませんが……、

健康経営とは、従業員の健康を経営的な視点で捉え、

戦略的に取り組む考え方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近年、特に注目されているのは……、

1.守りの健康管理から攻めの健康経営へ

従来は、メタボ改善や禁煙などの疾病予防のための“守り”の健康管理が中心でした。

しかし現在では、ワークエンゲージメントやモチベーションなど生産性や

従業員の働き方に着目した“攻め”の健康経営が注目されています。

2.アクティビティ主体からアウトカムを求めていく傾向へ

どのような健康施策を行ったかというアクティビティ主体から、

どのような成果を得られたかというアウトカムを求めていく事が、

最近の健康経営の特徴です。

 

健康経営を経営戦略の一環として捉えることで、生産性向上や業績アップ、

企業価値向上につなげていく事を目指しています。

単純に健康管理をするということではなく、

企業が、社員の健康維持や心と体の健康に気を付けることで、

業務ロスを少なくし、効率の良い働き方を目指し、業績に繋げていかなければ、

真の健康経営ではないということです。

 

その第1歩として、“健康経営優良法人”の認定を受けた訳です。

だから、弊社もスタートにたったということで、

これから、いろいろと進めていく事になります。

その内容については、今後、このブログでも報告させていただきますね。

 

先程の話でも言いましたが、近年では特に、カラダの健康とともに、

心の健康も重要視されています。

身体だけでなく、精神的にも安定した状態でこそ、

効率のいい仕事ができると言われていて、

最も非生産的で、最も問題が解決しない考え方は、

“責任転嫁”であると言われています。

自分以外の所に責任転嫁しだしたら、組織も家庭も崩壊が始まります。

さまざまな問題を抱えた企業や行政団体など……、

何か問題があって、ずっと解決しない時には、

必ず一つの共通した症状がある、といいます。

 

それは、その原因を“人(自分以外)のせいにする”ということです。

 

「売上が上がらないのはコロナのせい。」

「あそこの会社は、特別な人脈があるから。」

「うちの会社には営業のできる人材がいないから。」といったように

「○○のせいだ」という言葉が必ずどこかに出ている訳です。

そういう人たちに、例えば質問をしてみると………、

「人のせいにして問題は解決しますか?」

世界中の誰に尋ねても

「しない」と口を揃えて答えるはずです。

実際、人のせいだと考えているうちは、

問題が解決するはずがないからです。

 

でも、多くの人は人のせいにしがちで、

その結果、問題を放置してしまいます。

見方を変えれば、その症状があったとしたら、

そこに改善のチャンスがあるということです。

 

あの京セラの稲盛さんは、講話の中で、

「宇宙は常に進化発展している。

そこに心を委ねるならば、京セラも未来永劫発展する。」

と、語っています。

確かに宇宙は常に進化発展しています。

その大きな意味で言えば、世の中はよき方向へ向かっている……はずです。

それなのに、その妨げになるものがあるとすれば、

それは私たちの持つ、最も非生産的で問題が解決しない考え方

「人のせいにする。」

ということではないでしょうか。

 

例えば、自分の思うような仕事や部署に就けず、

悶々としている人は少なくないでしょう。

しかし、仕事というものは、

「自分がいたら助かる」という部分を

見つけるところから始まるのだと思うのです。

 

自分がまだイベントのアルバイトを始めた頃、

最初に先輩に教えてもらったことは、

設営とか、撤去の仕事をみんなで一緒にやっている時に、

「人がやっている事を手伝うのではなく、

誰も手を付けていない事を探してやれよ。」

と言われました。

それが、「自分がいたら助かる」という部分だと思います。

効率よく仕事を進めるということは、その仕事全体の業務の中で、

誰も手を付けていない事を、自分が見つけて進めることで、

全体としては、格段にスピードが上がります。

そしてそれは必ず見つけられます。

 

客観的に周りを見ることができれば、

自分の役割がわかるはずです。

職場には必ず困っていることがあるからです。

それには、「人のせい」という考え方を止めて、

自分主体で仕事を進める姿勢が重要になってきます。

組織の一人ひとりが、責任転嫁をやめて、

自分の責任で、仕事を進められれば、

必ずその組織は結果を出すことができます。

 

“会社が自分を雇ってくれた理由とは何か。”

それを自らに問うところに、

きっと新しい扉が開かれている。

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