連日、ワイドショーを賑わせているのが、兵庫県知事のパワハラ・おねだり事件。
問題となる行動の数々が溢れていますが、自分としては一番の問題は、
人の命が失われているということだと思います。
この知事は、いろいろなところから辞職を突き付けられても、なかなか辞職をしないという図太さがありますが、
知事としての功績や実績もあるらしいですね。
公約達成率98%と言われていて、選挙の時に掲げた公約173項目を次々と実現させている実力もあるようです。
私立高校の授業料の無償化、県立大学の入学金と授業料の完全無償化、県職員OBの天下りを規制等々……。
もっと早く辞職して、この実績を掲げて、出直し選挙をした方が良かったのでは?と、自分は考えてしまいます。
人の上にたって、人をまとめるのは、単にマネジメントができるだけではなく、
リーダーシップも必要となります。
マネジメントは……、
目標達成のための手段を考え、決めたことを管理する能力で、
論理的思考や冷静に現実をみる力が必要です。
リーダーシップは………、
目標達成に向けて、メンバーに行動を促すための対人影響力で、
人間的な魅力や誠実さと常に最前線に立つ覚悟が必要です。
上に立つリーダーは、どちらが欠けていても、その組織はうまくいきません。
「啼かぬなら、それもまたよしホトトギス」
という松下幸之助の名言がありますが、
歎いてもどうにもならないものは受け入れる。
そうしたら、すべての困難、難儀は人生の糧になり、
この世に無駄な経験はない、無駄な人もいないということがわかり、
そうすると、他人の短所も見方によって長所にみえてくるということです。
ちなみに松下幸之助は、
昭和17年の「満洲無線工業株式会社社長経営方針」で、こんな一文を書いています。
「経営者タルモノハ誰ヨリモ、最モ会社経営ニ熱意ヲ持チ、
常ニ理想ヲ打樹テ其ノ実現ノタメ強力ナル指導精神ノ発揚ニ努メラレタキコト」
ここに示されている指導者の条件は、
1つには、しかるべき理想を掲げ明確なビジョンを示すこと、
2つには熱心さ、もう1つが指導精神、つまり人を導いて巻き込んでいく力です。
リーダーの条件は、この3つに言い尽くされてるのではないかとも思います。
もう1つ、松下幸之助は、次のようにも語っています。
「上司の一番の仕事は、部下にええ仕事をさせることやな。
ところがうちも組織が大きくなって何か偉そうにしたり、ケチをつけるのが上司の責任と
錯覚しておる者が多くなったように思えてならんのや。
君、皆に言うといてくれ。あなたは部下に対して愛嬌がありますか、
なければ失格やと。これは松下幸之助の遺言やと」。
要するに、リーダーには、愛嬌ややさしさも必要だと言っています。
愛嬌(あいきょう)を辞書を引くと、
「接すると好感を催させる柔らかな様子」
「見て(聞いて)笑いを覚えさせる感じ」 とあります。
愛嬌のないリーダーは、暴君とよばれるように、力だけで人をまとめようとしてしまいます。
この知事は、愛嬌が足りなかったのかもしれません。
自分が、もう一つリーダーに必要なものをあげるとしたら、
感謝の気持ちを忘れない……ということです。
会社であれば、社員やアルバイトがいてこそ、会社は機能するので、
働く人に感謝をしなくてはなりません。
知事は、県職員や県議会の人に感謝を忘れてはなりません。
『すべてを感謝する人に、幸せは集まってくる』
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