那由多な独り言777

今回は、自身のこのZATブログ777回目になります。

777は、何だか縁起がいい数字と多くの人が思ってしまいます。

なぜ、数字の『7』は、縁起がいいと誰もが思ってしまうのでしょうか?

 

数字の「7」と聞くと、多くの人は「ラッキー7」ということで、幸運の数字だと思ってしまっています。

そのため、数字の人気度ランキング調査でもほぼトップにランクされるそうです。

まず、数字の「7」はなぜ「ラッキー7」と呼ばれるのか……?

一般的には、英語の「lucky seventh」に由来していて、野球の7回の攻撃を意味しています。

1885年9月30日のシカゴ・ホワイトストッキングス(現シカゴ・カブス)の優勝がかかった試合の7回に、

ホワイトストッキングスの選手が打ち上げた平凡なフライが強風に吹かれてホームランとなり、

これが決め手となって、ホワイトストッキングスは優勝を決めました。

勝利投手となったジョン・クラーソンがこの出来事のことを「lucky seventh」と語ったことから、

これが「ラッキーセブン」の一般的な用法の語源であると言われているようです。

また、7 回になると先発投手も疲れが出て、打者も投球に慣れてくるころです。

さらには、投手交替についても、抑えの投手が登板する8回から9回に比べて

実力の落ちるリリーフ投手が登板することが多いので、7回は得点のチャンスが生まれやすいと考えられています。

 

でも、この背景にはそもそも「7」が幸運の数字であるとする古くからの西洋の思想があったと言われています。

西洋において、数字の「7」が特殊な意味合いを有しているのは、旧約聖書の「創世記」に、

「神が天と地と万象とを6日間で創造し、7日目を安息日(休息日)とした。」と記されていることに基づいています。

これにより、数字の「7」は聖なる数であると考えられているようです。

そもそも、これが、「1週間を7日」とすることになった要因となっています。(別の意味もあるようですが……)

ちなみに、7を基準にしているものは、1週間の他にも、非常に多くあります。

 

●七つの大罪

「七つの大罪」という表現が使われるが、ここでの「罪」というのは、

人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指しています。

具体的にカトリック教会では、「高慢」、「物欲」、「嫉妬」、「怒り」、「色欲」、「貪食」、「怠惰」を指しています。

また、ローマ教皇庁は2008年3月に、

「遺伝子改造」、「人体実験」、「環境汚染」、「社会的不公正」、「貧困」、「過度な裕福さ」、「麻薬中毒」

を、新たな七つの大罪として発表しています。

 

●七元徳

七元徳(しちげんとく)とは、カトリック教会の教義における7つの基本的な徳をいいます。

古代ギリシアの知恵、勇気、節制、正義の 4 つの枢要徳に、『新約聖書』のパウロの手紙に見られる

信仰、希望、愛の3つの徳を加えたものになります。

 

●7 大陸

「7 大陸」については、より一般的にはオリンピックの「五輪」で代表されるような「5 大陸」で

認識されることも多いのですが、それらの概念は概ね以下の通りになっています。

5 大陸:アメリカ大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸(五輪)

又は アメリカ大陸、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、オセアニア大陸、南極大陸

6 大陸:アメリカ大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸、南極大陸

7 大陸:北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、ヨーロッパ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸、南極大陸

 

●7つの海

7 つの海:北大西洋、南大西洋、北太平洋、南太平洋、インド洋、北極海(北氷洋)、南極海(南氷洋)

 

●世界の七不思議

世界の七不思議というのは、古典古代(古代ギリシャ・ローマ時代)における7つの注目すべき建造物のことをいいます。

具体的には、以下の7つをいう。

①ギザの大ピラミッド

②バビロンの空中庭園

③エフェソスのアルテミス神殿

④オリンピアのゼウス像

⑤ハリカルナッソスのマウソロス霊廟

⑥ロドス島の巨像

⑦アレクサンドリアの大灯台

実は、これらの殆どは地震や破壊などで消滅してしまい、「ギザの大ピラミッド」のみが唯一現存しています。

なお、「現代版の世界の七不思議」あるいは「新・世界七不思議」を選定する動きもあり、

スイスに本拠を置く「新世界七不思議財団」は、2007年に以下の7つを選出しています。

①中国の万里の長城

②インドの廟堂タージ・マハル

③イタリア・ローマの古代競技場コロッセオ

④ヨルダンの古代都市遺跡群ペトラ

⑤ブラジル・リオ・デ・ジャネイロのコルコバードのキリスト像

⑥ペルーのインカ帝国遺跡マチュ・ピチュ

⑦メキシコのマヤ遺跡チチェン・イッツァ

 

●七福神

さらに、日本において「7」を幸福な数として取り扱っている例として、「七福神」が挙げられます。

「七福神」は、福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神です。

七柱は一般的には、恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされており、

それぞれがヒンドゥー教、仏教、道教、神道など様々な背景を持っており、

唯―純国産の神は恵比寿だけという国際色豊かな顔ぶれとなっています。

 

●1 オクターブ

オクターブは、ドレミファソラシ(ド)の7つの音からなります。

 

●「七変化」

七変化は、「一人の役者が 7 つの役をこなす舞台形式」のことをいい、小道具や衣装を変え、

一人の役者が目まぐるしく姿を変えていくことを言います。

ちなみに、アジサイは、その色の多様さから「七変化」という異名を持っています。

 

このように「七」は「多くの」あるいは「多様な」を意味する形で使用されています。

また、虹の色が7色というのは世界共通ではないようです。

日本では虹の色は7色とされているが、虹の色の数については、文化や言語の影響もあり、

色の区切りや見える色を何色とするかで、国や地域で異なっているようです。

例えば、米国では虹は6色、ドイツでは5色とされています。

 

●七つ道具

七つ道具という表現は、七種の道具という意味で、もともとは物質的な道具についてこの表現が用いられていたが、

現代では手法、思考法等幅広い分野で使用されている。

でも、実際には、7 種に限らず、ある事をするのに必要な一揃いの道具のことを指しています。

 

●七夕

七夕は五節句のひとつで、縁起の良い「陽数」とされる奇数が連なる7月7日の夕べに行われるため

「七夕の節句」と呼ばれているそうです。

 

●童話の世界における「7」という数字

グリム童話の「狼と七匹の子山羊」、「白雪姫」に出てくるのは「7 人の小人」と「7」の数字が使われています。

その明確な理由は明らかになっていませんが、やはり「7」が西洋においては特別な数字だと見られていたことと

関係しているのではないかと思われます。

 

以上のように、今回は数字の「7」について、さまざまなものの基準のように使われているものを挙げてみました。

考えてみると、『7』って、不思議な数字ですね。

でも、自分の好きな数字は、『4』なので、自分の生活の中で、数字を選択することがあっても、

『7』を選んだことは記憶にありません。

ちなみに、777回ということは、ほぼ15年間ブログを続けてきたということです。

次は、1000回目指して頑張ってまいります。

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