那由多な独り言393

今日は暑い一日でしたね。

短い春を通り越し、一気に初夏になりました。

今年は、特に暑い夏になりそうなので、

スーツアクターにとっては、厳しい夏になりそうです。

でも、楽しみに来てくれる子どもたちの笑顔のために、

みんな頑張ります!きっと………。

今日からGW終了まで、江南藤まつりが始まり、

今日は、そのセレモニーに参列してきました。

自分は初めて行きましたが、

日本一の藤の花の数々が、

ブドウのように咲き誇り、

花の屋根を作っていました。

(こんな感じです。)

とてもキレイでした。

お時間のある方は、是非、お立ち寄り下さい。

 

さて、そのキレイな藤の花を眺めながら、

名物、みそ田楽を食べながら、少し未来の世界を考えてみました。

未来の世界では、AIやロボットの進化が、人間の仕事の有り様を変えると言われています。

これまでのロボットは、プログラミングされたルーティンワークしかできませんでした。

でも、これからはAIやロボット技術の進化に、より自ら考えることができるようになり、

人間の独壇場と考えられていた仕事をAIが担うようになるのは間違いありません。

ただし、ロボットが人間と同等の知性を獲得するまでには、

まだ50年ほどかかると言われています。

 

ただ、今後50年の間に徐々にAIやロボットが人間に変わって行う仕事が増えてくるのは確かです。

近年の数ある技術革新のなかで驚嘆に値するのが、

“ビッグデータの活用”と”センサー技術の進化”です。

コンピュータ技術の進歩により大量のデータを一度に扱えるようになりました。

たとえば、約60万件の医療報告と約150万件の患者記録、

約200万ページ分の医学雑誌のデータなどから、

コンピュータが病気の症状、遺伝子、薬歴などを解析し、

患者にふさわしい治療計画を作成することができるようになりました。

また、膨大な判例を読み込み、データを精査することができるコンピュータも

既に実用化されているそうです。

つまり、これまで医師や弁護士が行ってきた業務の相当部分が、

すでにコンピュータでもできるようになってきているのです。

 

また、センサーの質が向上し北京などの大都市においては、

水道管にセンサーを取り付け、水漏れトラブルを

約40%から50%削減することに成功しています。

AIやロボットの進化、ビッグデータの活用、センサーの発達などにより、

これから社会の仕組みは大きく変わり、日常生活のあらゆることが、

飛躍的に便利になるのは確実です。

 

21世紀中に、私たちが現在イメージできる仕事の大半は、

AIやロボットが担うことができるようになると言われています。

技術の進化は歓迎すべきものではありますが、一方で悲観論もつきまといます。

 

AIやロボットが本当に人間の仕事を奪うのか?

 

失業者が街にあふれる光景が訪れるのか?

 

誰もが今の時点で正確な予測をすることはできないと思います。

いずれにしても、なにも用意せずに来たるべき時代を迎えるというのは、

得策ではありません。

雇用の未来がどうなるのか、

ライフシフトを考えるうえで避けては通れない問題です。

人間にしかできない発想力やひらめきを活かし、

従来にない需要と供給をつくり出すことができるようなクリエイティブな感性を

一層高めていかなければなりません。

未来は、より人間らしい生き方が追及される時代ということもできます。

 

【1】2025年問題

※無くなる仕事・・・

タクシードライバー、

長距離運転トラック

自動車保険業界

自動運転車の普及によって、まずは自動車運転を職業とする人々が

AIに仕事を奪われる可能性が高いと言えます。

 

2017年、AIアルファ碁が世界最強のプロ棋士に勝利しました。

10年前にはプロ棋士の箸にも棒にもかからない実力のコンピュータが、

今ではプロを凌駕する実力を身につけてしまいました。

コンピュータがこれまでのように棋譜のパターンを

プログラミングして勝ったのではありません。

自ら学習して勝ったのです。

人間が10年かけて学ぶことをAIはほんの数週間で習得してしまいます。

記憶や知識を武器とする人間の知的生産活動が奪われることは間違いないでしょう。

知的な仕事から先に無くなっていくと思ってよいでしょう。

金融トレーダーは、確実に人間からロボットに置き換わるという人もいます。

 

【2】2030年問題

※無くなる仕事・・・

医師、

弁護士、

裁判官、

銀行員

いわゆるホワイトカラーの仕事が奪われると予言する研究家もいます。

これらの専門分野に特化したAIが誕生すると考えられるからです。

専門的な知識を5~10年学んで資格をとる仕事は、

ことごとくAIに置き換わっていくというのです。

AIが判断して人間に伝えるという流れができれば、

医師や弁護士などの国家資格がいらなくなります。

裁判官のように、相手が心底反省していると判断すれば

裁量で刑を軽くするということが、

機械にできるかと反論したくなるでしょうが、

すでにAIに裁判をさせる実験はアメリカで行われており、

心底反省している人、

反省せずにふてぶてしい態度をとる人

といった、心の動きも理解できるようになるのは間違いありません。

 

【3】2035年問題

※無くなる仕事・・・

数学者、

学芸員、

外国語教師、

経営コンサルタント、

上級管理職、

クリエイター、

知的生産活動がAIに取って代わられ、

未解決とされる数学や科学の難題も、

AIによって解き明かされるようになります。

さらには、芸術の分野にもAIが進出し、

AIが過去に発表された優れた作品からインスパイアされ、

自ら閃きや感性によって、芸術作品をつくり出すようになるというのです。

 

【4】仕事の未来

AIの進化により消えていく仕事は、

消える直前にとても楽な仕事になります。

弁護士の助手などは今でこそ大変ですが、

そのうち検索をかけるだけで判例が一発で出るようになります。

宅配業界は車が自動で操作してくれるので配達の効率が劇的に上がります。

では、イベント業界はどうなるのでしょうか。

おそらく、エンタメに関する業務、

おもてなしに関する運営業務は、

人力を必要とすることになるはずですが、

受付業務、防犯や販売、音響や証明など、

部分的には、AIが替わる事になっていくでしょう。

もし、あなたの仕事が最近、ラクになってきたと思えるようであれば要注意です。

 

では、どういう人が失業しないでしょうか。

意外になくならないのは、頭脳と体力を使うようなメカトロ人材です。

たとえば砂漠で石油探査するフィールドエンジニアのように、

頭脳的にも体力的にも優れていなければできない仕事はなくなりません。

他にも指先を器用に使う仕事も、

ロボットは当分追いつくことはできないでしょう。

 

なお、囲碁や将棋、スポーツなどは、

人と人がぶつかってこそ面白いわけですから、

いくらロボットがいいプレイしようと、

人間に代わることはできないので、

これからもこれらの職業は生き残ることができるでしょう。

 

アイドルや音楽アーティストは微妙です。

バーチャルアイドルは”文春砲”で狙い撃ちされることもありません。

キャバクラなどの水商売も存続するかわかりません。

AIやロボットが担うようになれば、人道的な問題も解決します。

伝統工芸、あるいは製造ラインにのらないようなニッチな分野は

大量に需要があるわけではないので、逆に生き残る可能性が高いでしょう。

 

AIやロボットが人間の未来をユートピアにするかどうかはまだわかりません。

進化する技術を使いこなし、明るい未来をつくれるるどうかは、

結局のところ、人間の問題、言い換えれば、

“あなた次第”と言えるのではないでしょうか。

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