史上初の10連休というGWも終わり、この1週間は、あっという間に過ぎてしまいました。
その1週間の中で、衝撃的なニュースをみました。
今、韓国では、大不況に見舞われているそうです。
その大きな要因が、労働者のために最低賃金を大幅に上げたことです。
日本でも、最低賃金を1000円以上引き上げる動きがあって、
少しずつですが、みるみるうちに上がっています。
これは、一見すると、労働者に味方した政策で、労働者のためになっているようにみえ、
労働者層からの指示率があがりそうですが、韓国では結果的に支持率が下がっています。
どういうことかというと………、
短期間に、労働者の賃金を上げることにより、
雇用する側は、急激なコスト高に見舞われ、
企業の利益が圧迫され、急激な経営難になるということです。
大企業は、体力があるので、利益が下がっても、存続できますが………、
中小企業の体力のない会社は、たちまち経営難に陥り、
結果、倒産が増え、それにより、失業者が急増しています。
また、コンビニや飲食業者は、アルバイト料の高騰で、
店舗経営が厳しくなり、閉店する店舗も急増したり、
採算ベースにのらない24時間営業が出来なくなったり……。
国内の経済がガタガタになり、当然、市場も大幅なウォン安になり、
海外からも商取引の信用を失いかけています。
自分がこのニュースに注目したのは、
この2年間の韓国の状況を、これからの日本の2年間と重ねてみてしまうことです。
日本では、働き方改革が4月から始まり、労働者のための政策と政府は自負していますが、
実際には、労働者の中にも困惑している人も多くいます。
今回の働き方改革の目玉は、
これまで36協定に明記し、労使が納得していれば、
極端な言い方をすれば、残業は自由にできましたが、
これからは、法的な制限が設けられ、労働時間に大きな制約ができたこと。
そして、もう一つが、有給休暇の義務付けです。
どちらも一見労働者のための政策にみえますが、
今まで、残業代も含めて収入を考えていた人は、
大幅な収入減になって、生活苦に陥ることになるし、
有給休暇の義務付けは………、
時給のパート従業員を多く雇用している企業にとって、
大幅なコスト高になり、経営を行き詰まらせることになります。
このように、単純に労働者向けの政策を安易に行うことで、
大きな波紋を広げ、階段を転げ落ちるように、
経済を悪化させていくことになっていきます。
これが、韓国の現状と、日本のこれからが重なっていくところです。
社会を大きく変えるというのは、どんなことをしても、
大きな“歪み”を生み出します。
それが、吉とでるか……、凶とでるか……、
確かに結果を見てみないとわからないかもしれませんが、
想像もできれば、予測もできると思いますが………。
では、今日はこの辺で。
今日もまたまた土曜日がやってきました!! 今日、たまたまテレビを見ていた時、 衝撃を受けました!! 恐るべし、マスコットが現れた。 その名も……… “ふなっしー” 動きがすごい。 十六茶のCM(ゆるキ[…]
今日は何の日? 焼肉の日。 文化財保護法施行記念日。 ケーブルカーの日。 ベルばらの日。 秋田県の記念日。 マイケル・ジャクソンの誕生日。 スタン・ハンセンの誕生日。 八代亜紀の誕生日。 真梨邑ケイの誕生日。 ぺ・ヨ[…]
ついにアメリカの大統領が正式に交代しましたね。 選挙の時から、かなり奇抜なコメントを発表し続け、 アメリカ歴代大統領の就任時支持率で、過去最低を記録したらしい。 支持と不支持のバランスは微妙なもので、 全ての人が満足する[…]
最近、テレビをつけると………、 コロナウィルスの事ばかり……が、目につきます。 特に、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、 日に日に感染者が増え続けている。 ただ、本場、中国では、毎日3000人以[…]
もうすぐ消費税の増税が始まります。 7月の選挙が終わるまでは、本当に今回は上がるのか? それとも、またまた延期になるのか? そんな噂と共に、なぜか?流れが止まっていました。 もちろん、メディアもマスコミも………。 しかし[…]