那由多な独り言579

12月に入りました。

いよいよ1年の締めくくりですね。

今日でグランパスは最終戦で、プロ野球もシーズンオフに入っています。

先日は、今年の流行語大賞も発表され、

❝リアル二刀流 ショウタイム❞が、大賞を受賞しました。

まさか、知らない人はいないと思いますが、

メジャーリーグで、MVPを受賞した大谷翔平選手が、

投手としても、打者としても大活躍したことで、

連日日本でもニュースで流れ、

今回の受賞になったようです。

 

大谷選手は、選手としても素晴らしい成績を残しましたが、

成績だけでなく、その行動や性格的なところまで、

人々を魅了してきました。

そういう選手としても1流であるとともに、

人としても魅力的な人物に育った秘訣はどこにあるのでしょうか。

 

世間一般「褒めて育てる」のが良いと言われていますが、

人を育てることでは、定評があった、今は亡き野村監督は、

経験からそれは間違いで、人によって対応が違わないと

人は伸びないと言っています。

それは、「無視と称賛と批難」という話ですが、

人を育てるのに、とても参考になる話なので紹介します。

 

《3流は無視》

プロの世界だから、競争は厳しい。

だから3流選手は死に物狂いで努力するか、

早いところ転職した方が良い訳です。

その選手に対し褒めるとむしろマイナスになる………。

だから「無視」

 

《2流は称賛》

褒められるのは誰だって悪い気はしない。

だから、2流になると褒めて褒めて気分良くさせて選手を伸ばす訳です。

 

《1流は非難》

しかし、1流選手は褒めてはいけない。

1流は子供のころから褒められることに慣れている。

褒めると謙虚さを忘れ、図に乗る。

だから批判して、発奮させる訳です。

そのために、的確に非難する1流選手は、その非難に耐え、

乗り越えて、超1流となる。

 

実際、ヤクルトの時代の古田捕手は、

「野村監督から褒められたことがない」と語っています。

古田捕手は、元々1流と思われていたのでしょう。

 

あるベテランの営業マンが、自身を振り返り……、

無視されている時は、

褒められるように頑張り…、

褒められる様になったら、

叱られたいと思うようになり…、

本気で叱られるようになったら、

社長に認められたいと頑張ってきた……と、

言っていました。

 

人を育てる立場にある人は、

その人が、どういう段階にあって、

どうすれば、その人の能力を延ばすことができるかを、

見極めなければなりません。

 

会社は、プロ野球とは違うので、

簡単に『戦力外通告』が出すことができません。

例え3流の実力しかなくても、

その人の良いところを見つけて、

その人に合うポジションを与えなければなりません。

だから、日本には、「適材適所」という言葉があるのかもしれませんね。

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