那由多な独り言674

最近、自動販売機の進化が目覚ましいようです。

馬刺し…、うなぎ蒲焼……、麻婆豆腐…、春雨ビーフン……、担々麵……、etc.

いろいろな物が、自動販売機で購入できます。

さらに……、食べ物だけでなく、アクセサリーや香水、化粧品、そして、婚約指輪までも……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本は、人口当たりの普及率で世界屈指の「自動販売機大国」で、

その数、約240万台と言われています。

自販機は未活用の小スペースを活かし、古くて新しい有望なチャネルです。

アイデア次第で、飲料だけでなく、食品も土産物、キャラクターグッズ……、

消費につながる体験チケットやクーポンまで、無人で販売が可能になります。

もはや、なくてはならない……、ないと困る存在といえます。

 

話は少し変わりますが………、

今年の春の選抜高校野球で、初めて女子マネージャーが、

試合前にノックを打ったと話題になったことをご存知でしょうか。

この女子マネージャーの永野悠菜さんは、

中学まで吹奏楽部で野球は未経験だったそうです。

幼馴染のキャプテンに………、

「甲子園に連れていくから、野球部のマネージャーをやってくれないか」

と言われて野球部に入ったそうです。

 

そんな人がなぜノックを?

実は、徳島県立城東高校は進学校で、部員がわずか13人しかおらず、

部員が少ないので、監督がいない時は、選手が交互にノックやっていました。

そんなある日、ノック担当の選手が、

「今日はずっとノックしてたからノック受けれなかったな・・・。」

とつぶやきました。

 

それを聴いた永野さんは、自分にできることはないだろうかと考え……、

監督に、「ノックの打ち方を教えて下さい」とお願いしたそうです。

そもそも運動もしたことがなかったので、最初はまったくダメで、ボールにすら当たらない……。

 

しかし、毎朝の7時に学校に行って、部員には内緒で監督と特訓し、

その結果、男性顔負けで、メキメキ上手になっていったのだが……、

そこには理由がありました。

 

それがあるインタビューで語った彼女の言葉、

「私は、いたら助かるマネージャーではなく、

いないと困るマネージャーになりたい。」

という心構えなのです。

 

いた方がいい人、役に立つ人ではなく、

いないと困る人という……。

自分がどういう存在になるか、何者になるか、

ハッキリ決意しているところです。

 

永野さんは、自分を唯一無二の存在……、

いないと困る人間になる為に、今の自分には何が必要なのか?

真剣に考えた結果が日本初になった訳です。

 

いたらいいな……ではなく、いないと困る存在。

あったらいいな……ではなく、ないと困る存在。

これは、ビジネスの世界においても同じで、

会社や組織で、❝いないと困る人間になる❞という覚悟を持って、

仕事をしている人は、大きな存在感を持った人になります。

 

自分は何者になるのか?

やり方ではなくあり方を決める。

 

自販機のように、もはやなくてはならない存在になる……、

そんな覚悟を持つことが重要です。

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