人間の可能性は、つくづく無限だと思う……。
以前、このブログで「片腕のメジャーリーガー」の話を書いたことがありましたが……、
両手の指のないピアニストの話………。
2000年、ロシア西部に位置する小さな町、ゼレノドリスクで生まれたアレクシー。
彼は、先天性四肢欠損症により生まれつき両手の指と足の片方がありませんでした。
左は手のひらの3分の1までしか骨が無く、右は手のひらの手前までしか骨が無く、
左足は、くるぶしまでしか骨のない状態で生まれてきました。
こういう話を聞くと、自分が五体満足に生まれてきたことを本当に幸運に思えます。
彼は生まれてまもなく施設に預けられ育ち、
12歳の時に、養子縁組である夫婦のもとに引き取られます。
そこで音楽が大好きなアレクシーにピアノが買い与えられ、
その後、ピアノに熱中した彼は、わずか3年で、
コンクールで優勝するまでに上達しました。
また、中国の女の子で、左手の指は普通にありますが、
右手の指がないという子がすごく器用にピアノを弾く映像がYouTubeにありました。
常識的に考えれば、普通に10本の指があっても、難しいピアノの演奏を、
指が無いのに、弾いてしまう………。
人は、自分ができると信じて、努力し続ければ、何でもできるもの……。
自分が信じられなくなり……、自分で諦めれば…、それで終わってしまう。
❝継続は力なり❞とはよく言いますが、
指のないピアニストも、すぐに上手く弾けたのではなく、
練習を繰り返すことで、実力をつけていったことだと思います。
その継続力とは………、
うまくいくことを続ける力なのではなく、
うまくいかないときに、如何に続けられるかという力です。
何か継続して取り組んでいると、どうしてもうまくいかず、
時には、落ち込むこともあるでしょう。
思ったように結果が出ないときや、全然、先に進まないときなどは
そもそも……、何をしているのかと
継続することが無意味に感じたりすることすらあるでしょう。
また、同僚や競争相手の結果を聴かされ、
実力の差を感じて、気力が失せていくこともあるでしょう。
しかし、そういった気持ちが起こるのは、
自分が一所懸命に取り組むことができているからであり、
一所懸命に取り組めていないとそういった気持ちにはなれません。
それが証拠に、TVのアナウンサーのニュースを聴いて、
「声が整っていて、落ち着いたトーンでとても聴きやすいイントネーション。
悔しい・・・」などと落ち込んだりはしないでしょう。
でも、自分がアナウンサーを目指している場合だったら、
気持ちは変わってきます。
将来NHKの看板アナウンサーになると決めて
日々一所懸命努力しているとそのギャップに落ち込むこともあります。
だから、落ち込んだ時は、自分にとって大事なことに、
取り組んでいる証拠だと思うことにしましょう。
落ち込まないようにする対策を考えるのも悪くはありませんが
落ち込みはあってもいいでしょう。
大切なことに取り組むというのはそういうものだから………。
そうやって、落ち込むこともあったかもしれませんが、
努力を続けることによって、指の無いピアニストは誕生したのでしょう。
つくづく思います………。
人の可能性は、無限だと………。
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