どーも。
またまた一週間振りに土曜日がやってきました。
今日は、雨模様で少し過ごしやすい気候でしたが、7月も終盤に入り、いよいよ夏休みモードになってきました。
最近は、クールビズが一般的になってきたおかげで、バッチリスーツでなくても、なんとなく世間的に許されるような時代なので、過ごしやすくなりましたが、それでも、節電ということでエアコンの温度が28℃設定も当たり前で、暑い夏には変わりありませんね。
かつて、気候変動に関する政府間機構(IPCC)から、公表された報告書には、「21世紀中に地球の平均気温が最悪の場合6.4度上昇する」ということが描かれており、その内容は気候システム及び気候変化に関する科学的根拠についての評価をまとめたものでした。
この100年で6.4℃も気温が上昇するということは、地球の歴史においてどの程度の変化なのでしょうか。
この地球上で今までの数十万年で最も温度変化が速かったのは、約2万年前の最終氷期極大期が挙げられます。 その時は現在より気温が5℃程度低く、約1万年かけてほぼ現在の気温まで上昇したと言われていますが、そうすると100年あたり0.05℃の気温の上昇に相当することになります。
これと比較すると今後100年間に気温が約6.4℃上昇するということが、いかに急激で異常な変化であることがわかります。
このような温暖化現象が地球に及ばす影響の一つに、生態系への影響が挙げられます。通常、生物は気候変動に対してある程度の復元力を備えているものですが、余りにも速い気温変化は、その適応能力を越えているため適応できなくなり、絶滅に至る可能性が高くなると言われています。
その例として、約2度の平均気温の上昇により、植物及び動物種の20~30%が絶滅する可能性があると予測されています。もちろん人間への影響が何も起きない訳がなく、栄養失調、下痢、呼吸器疾患、感染症による健康被害が予測され、洪水や暴風雨などの異常気象による被害が増加し、熱波や干ばつによる死亡率が増加するといった危機的な状況が予想されます。
地球の未来はどうなってしまうのか、不安ばかりになってしまいますが、これは最悪のシナリオと言われており、上記報告書の中には、6つの将来のシナリオが描かれており、最悪のシナリオ(気温が6.4℃上昇する社会)とは、化石エネルギーを重視しつつ、高い経済成長を実現する場合で、別のシナリオには、環境保全と経済の発展が地球規模で両立する社会の場合、1.8℃の気温上昇に留まることが予想されています。
ようするに今後どのようなエネルギー政策をとり、どう経済成長をさせていくかによって、今後100年間の気温上昇が6.4℃~1.8℃まで変わってくるということです。
今、世界各国でさまざまなエネルギー政策がとられており、自然エネルギーを使用した電力供給をとっている国があったり、これから原子力発電を推奨していく国もあります。
日本は、福島の事故により今、その岐路に立たされていますが、どういう選択をしてどう進めていくのか、また、他国を含めて地球規模ではどうしていくのか、その選択によって、地球の将来は大きく変わっていきます。
“子供達の将来のため”と言いながら、大きな政策をしようとしていますが、何が正しく、どうすることが本当に将来の良い方向に進んでいくのか、これは実際100年経過してみないと結果がわからないことです。
ただ一つ言えることは、全ての可能性を予測して十分検討して“決断”をしていかなければならないということです。
これは、会社の経営においても言えることで、何かを“決断”することで将来が大きく変わってきます。
ただその“決断”をすることによる“結果”は、その時点ではわかることではなく、その歴史が答えになります。
だから、“決断”をするときは、全ての可能性を予測して十分検討し、悔いを残さないようにしたいものです。
ザットもこれからいろいろな事業にチャレンジしていくつもりですが、それが良い結果を導くよう応援して下さいね。
では、また来週。
今週は、2点。

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