こんばんは。
一難去ってまた一難。
今年に入って、そんな気分です。
しかし、落ち込んでるヒマはありません。
“人生プラスマイナス0(ゼロ)の法則”
マイナス要素が大きい程、そのあと大きなプラス要素がやってきます。
“災い転じて福となる!”
“雨降って地固まる!”
その言葉通りにしていきます。(きっと)
さて、皆さんは、良い会社の定義は何だと思いますか?
利益をイッパイあげて、儲かっている会社ですか。
良い製品を作ったり、社会に役立つ事業をしている会社ですか。
エコを意識し、環境にやさしい事業をしている会社ですか。
日本電産社長:永守重信氏が言うには、
『一流企業と三流企業の差は製品の差ではなく、
「社員の品質」の差である。
それは6S(整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾)が、
いかに基本に忠実に出来ているか否かによるものと思う。』
と、いうことです。
名経営者や事業再生&赤字会社の再建の達人と聞くと、
何かとっておきの秘策や、劇的にやり方を知っている人。
もしくは、特殊な才能の持ち主などとつい思ってしまいますが、
詳しくお聞きしますとそのような特効薬や、
特別な能力の持ち主という事はほとんどありません。
中でも、永守重信社長は、
赤字会社を再建させることで有名で、
これまで約30社を買収されて、どの会社も黒字に!
今のところ100%の成功率です。
永守社長曰く、
儲かっていない会社には共通点があり、
その最大の共通点は、
「社員の士気が落ちていること」と断言しています。
つまり、モティベーションがないという点です。
社員の士気が落ちていますから、
工場はもちろん事務所もトイレも汚い。
工場が汚いと、ものを粗末にして、
あちこちに部品が落ちたままになります。
また、電話の応対がいいかげんでマナーも悪い。
それから、社員がよく休むようになる!
今日はしんどいとか、大した理由もなしに休むようになり
出勤率が90%を割ってくるそうです。
出勤時間にしても、8時半始業だったら、
ギリギリの8時29分に会社に駆け込んでくる。
一応セーフだけれども、そこからロッカーへ行って
着替えてから機械に電源を入れる。
冬だったら10分から20分くらい
慣らし運転をしないと機械の精度が出ませんから、
結局仕事が始めるのは9時になってしまう。
帰りは逆に、終業の30分前にはもう引き上げ始めている。
朝夕合わせて1時間のロスです。
それを時間いっぱい働くようにするだけで、
10%の赤字がすぐ黒字になるという訳です。
また、儲かっていない会社はだいたい購買が
接待を受けてものを高く買ってますから、
それを妥当な値段に戻せばさらに10%黒字に!
ホント特別なことはしていませんね!
すごく当たり前のことです。
しかし、この当たり前のことが
社員の士気が下がっているためにできていない。
それが儲かっていない会社の共通点という訳です。
結局会社も個人もモティベーションの有無で
結果が大きく違っているという事です。
また、永守社長は社員について
次のように語っています。
「天才は別ですが、人間の能力の差は通常2倍ぐらい、
秀才まで入れてもせいぜい5倍までです。」
「 しかし、やる気の差は100倍にもなる。
だから頭のいい人間を採るよりも、
やる気のある人を採ったほうが、遥(はる)かに戦いに寄与してくれます。」
仕事は時として、つらく感じるものです。
それをどんな時でも、どう楽しいものに変えていくかが
経営者の腕の見せ所と言えますね!
やる気の差は100倍!
社員のやる気を引き出せている経営者が
今、会社を伸ばしています。
まわりに火をつけるには、
まず自分自身に火がついていないとつけることはできませんね!
自分で自分に火をつける!
セルフ・モティベーションを身につけることが成功のカギです。
その着火剤は、
夢&その実現に向けての目標ですね!
自分が中学の時に剣道をしていて、
その時の“誓いの言葉”が、
『成せば成る。
成さねばならぬ何事も、
成らぬは人の成さぬなりけり。』
今でも、自分の心に深く刻まれています。
では、また来週。
今週は、3点、3点。
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