今日は、終戦記念日ですね。
しかも、70周年という区切りの年で、
数週間前から、TVでは、戦争の時代の特集番組や、
その時代をテーマにしたドラマなどが、毎日のように放送されてきました。
あの時代を生きた人々も、もっとも若くても70歳。
記憶を持っている人は、75歳ぐらいから上の年代ですよね。
毎年、毎年、時が流れる度に、あの時代を生きた人たちは減っていく。
因みに日本人の80%以上が戦後生まれです。
これからは、どんどん高齢になるので、戦争体験者は、
加速度的に減少していくでしょう。
安保法案で、国会は論争を繰り広げ、
国会の外では、デモ闘争が行われ、
テレビの中では、戦争を記憶から消さないように放送が繰り返される。
昔、大学の卒論のテーマは、
“戦争が人にどう影響を及ぼすか”
戦争という命がけの戦いに巻き込まれた時に、
人は、極限状態に置かれ、心理学的にどう変化していくかということを
まとめました。
当時は、戦争に関する書籍を読んで行く度に、
戦争という悲劇を二度と繰り返してはいけないという思いを
募らせていきました。
安保法案は、決まったからと言って戦争を始めるというものではなく、
日本国を他国の脅威から守るものだと言いますが、
安保法案を調べれば、調べるほど、
あきらかに戦争に巻き込まれるリスクが高くなることは、明白です。
やはり、憲法に二度と戦争をしないと書いてあるので、
廃案にして、戦争のない平和な国を続けて欲しいものです。
しかし、現在の日本は、武器を持った戦争は無いけど、
必ずしも平和とは言えないのかもしれない。
企業戦争に巻き込まれ、ストレスを抱きかかえ、
引きこもりと呼ばれる人種が増え、
貧困と晩婚が幅を利かせ、
高齢社会で社会保障も破綻する。
この現代社会を楽しく生き抜くには、
楽しんで仕事をするか、
仕事を楽しむしかない………かも。
かつて、哲学者アラン(1868~1951年)は、
その著書「幸福論」で、仕事に関して、次のように語っている。
『お金のための仕事に喜びはない。』
ある人びとにとって、仕事はこのうえない喜びである。
他の人びとにとって、仕事はひどくつらいものであり、
終業時間や休みの日や定年が待ち遠しいだけの苦役である。
必要なお金だけが欲しくて働いているならば、仕事はいつだって苦しみになる。
なぜならば本心はその仕事をしたいのではなく、お金が欲しいだけだからだ。
仕事が喜びになっている人は、お金は二の次で、
その仕事を通じて自分を活かすことができている人だ。
仕事の段取りを工夫し、知識や経験を応用し、
前回の仕事の質以上のものを、努める人にとって、
仕事の困難さ、途中での失敗までもがやりがいのある楽しさになっている。
そして、一仕事終えたあとに感じるのは解放感ではなく、
気力に満ちた充実感なのだ。
~~~~~~
戦争の無い、平和な世界で、仕事を楽しんで、
解放感ではなく、充実感を感じましょう。
では、また来週。
今週は、3点、3点。

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