那由多な独り言494

日本の中で、東京だけが、桁違いな増え方で、

コロナ感染者が増えています。

しかも、高齢者に重傷者が多いと言われている中、

20代、30代の感染確認が増えているようです。

要するに、高齢者の病気だと勘違いしている若者が、

全く自分は関係ない感覚で、“3蜜”を避けるように言われても、

気にすることなく、生活していて、用心していないために、感染を広げている……。

という感じですね。

愛知と北海道は、初めの頃に“ヤバい”と言われながら、

オーバーシュートすることなく、微増に留めていますね。

日本全体で言えば、世界の中で、早い段階で感染者が増え始めていた割には、

ヨーロッパ諸国やアメリカに比べて、まだ、国としてパンデミック状態には

なっていないので、世界からは、日本の感染者増加に関しては、

よく踏みとどまっていると、賞賛されているようです。

しかし、コロナだけでなく、様々なことで、

海外から高い評価を受けているにも拘わらず、

なぜか自己評価の低い日本人。

しかし、日本人が秘めている力には、

これからのより良い世界をつくっていく大きな可能性があると、

筑波大学名誉教授の村上和雄さんはいいます。

 

なぜ?村上さんが日本人が秘めてる力があると言うのか?

日本には、“ありがとう”という言葉があり、

「ありがとう」を漢字にすると、「有り難う」。

つまり、有り難いこと=めったにないこと=奇跡、

という意味があり、もともと仏教に由来しています。

 

ある時、お釈迦様が阿難という弟子に、

人間に生まれたことをどれくらい喜んでいるかと尋ね、

阿難が答えに窮していると、

お釈迦様は次のような譬え話をしました。

「果てしなく広がる海の底に、目の見えない亀がいる。

その亀は、百年に一度、海面に顔を出す。

広い海には一本の丸太が浮いている。

その丸太の真ん中には、小さな穴がある。

丸太は、風に吹かれるまま、波に揺られるまま、

西へ東へ、南へ北へと漂っている。

阿難よ、百年に一度浮かび上がるその目の見えない亀が、

浮かび上がった拍子に、丸太の穴に、

ひょいっと頭を入れることがあると思うか?」

 

「とてもありえないことです」

 

「ところが、阿難よ、私たちが人間に生まれることは、

その亀が、丸太棒の穴に首を入れることがあるよりも、

難しいことなのだ。有り難いことなのだ」

そう教えたそうです。

 

つまり、私たちは人間として生まれてきたことを

当たり前のように思っていますが、

実は何億年、何兆年に一度しかないような稀なことなのです。

そのような奇跡を、感謝の言葉に表わしている日本人は、

潜在的に奇跡の力を秘めている、という訳です。

私たちも、日本人の秘めたる力を信じ、

この世界的な危機を乗り越えましょう。

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