那由多な独り言640

最近のニュースで衝撃的なことが、あの『スシロー事件』です。

客の少年が、湯呑を嘗め回して、元に戻す……とか、

回っている寿司に自分の唾を指で付けていく………とか、

悪戯と言えば、悪戯かもしれませんが、

その映像がSNSで拡散され、ニュースになった翌日には、

運営会社「あきんどスシロー」の親会社の「フード&ライフカンパニーズ」の株価は大暴落。

時価総額で170億円が吹き飛んだそうです。

 

一昔前に『バイトテロ』という言葉が話題になったことがありましたが、

記憶にありますか?

コンビニやファストフード店で、アルバイトが好き勝手なことをして、

その映像をSNSで拡散する……ということで、その店に大損害を与える……、

そんな事件が相次いだことがありました。

 

その時も、ちょっとした悪戯心で行ったことが、刑事的にも民事的にも、

大きな処罰を受けることになりました。

それから数年経過していて、忘れた頃に、こういう事って起きるんですね。

 

なぜ、こういうことが起きることになった?

という理由の一つに挙げられているのが、

アルバイト代の高騰が背景にあると言われています。

人を雇うと、どうしてもコスト高になってしまうので、

機械でできることを機械に任せ、スタッフを極力減らしていく……。

こういう背景が、監視の目を緩ませ、店にスキを作っているそうです。

よく、この40~50年、サラリーマンの平均年収はほとんど上がっていない…と言われていますが、

自分が高校生でアルバイトしていた頃は、時給400円、日給4000円が当たり前でした。

アルバイト代自体は、倍以上に上がっているので、不思議な話ですね。

でも、アルバイト代の高騰が、こういう事件の背景になるとしたら、

今の世の中の歪んだ現実の一つかもしれませんね。

 

ちなみに、今回の舞台となったお店は、岐阜正木店なので、

少し身近に感じますが、なぜか、意外にもそのお店には、お客が殺到し、

混雑しているようです。

❝こわいものみたさ……❞という言葉がありますが、

話題性だけで、行ってみるお客様が多いようです。

それも、いつまで続くのかわかりません……。

確かに損害を受けたとは思いますが、

逆に、ニュースになって、宣伝効果もあったのかもしれませんね。

世の中、何が功を奏して、何が裏目に出るのか……、

紙一重のことなのかもしれません。

 

以前、まだネット社会になっていない頃………、

他社のキャラクターショーの現場で、

ショーの最中、ステージ上で、戦闘員がいきなり、

その頭部のマスクを取って、

❝こんなことやってらんねぇ!❞と、

そのまま帰ってしまったことがあったらしい……、

これには、ステージ上の悪の軍団も、正義のヒーローも、

お客様も…、唖然として、みんなが動きが停まったそうです。

 

現在、こんなことが起きて……、もし、映像を撮っていたら……、

それが、ネットで拡散され、大変なことになってしまうのでしょう。

❝バイトテロ❞……、忘れてしまっていた言葉ですけど、

いつ、誰によって起こるかわからない事なので、

そういうことが起きないよう、しっかり注意して、

管理しないといけないですね。

ブログランキング・にほんブログ村へ

関連記事

那由多な独り言614

毎日、暑い日が続きます。 でも、夏だから当たり前ですょね。 皆さん、この夏スタートのドラマは何が面白いですか? 視聴率では、「オールドルーキー」だけが、平均で10%越えで、 他は、10%を下回っている事も大きな特徴ですね[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言720

岸田さん、辞めちゃいますね。 自分は、阿部さんより好感が持てて、応援してましたけど、 これだけ支持率が落ちて、何をやっても、批判されては………、 挙句の果て、党内の若手議員からも、このままでは選挙に勝てない! と、言われ[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言745

久々……?に体調を崩して寝込みました。 そう、土曜日は丸一日寝ていたので、ブログの更新も遅れてしまいました。 自分でも信じられませんが、32時間眠り続けました。   その異変は、金曜の夜でした。 夕食を食べて、[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言605

最近、持続化給付金詐欺のニュースが相次いでいます。 しかも、億単位の詐欺事件が何件も摘発され………、 しかも、その中には、国税局の職員も………。   確かに、審査基準を上げれば、そういう申請が苦手な人が、 本当[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言81

1週間のご無沙汰です。   今週は、みんなのブログがGWが終わった!終わった!という話題ばかりが並んでいますよね。   そうです。   まぁ、それぐらいヤマを越えたということです。 さぁ、過ぎたことは、もう忘れましょう。[…]

[» 続きを見る]