少し春が近づいてきたことが感じられるように、

暖かくなってきました。

気が付けば、もう３月ですょね。

３月から弊社に強力な助っ人がやってきました。

これから始まる数々の新規事業を軌道に乗せるために、

ある意味❝安定❞を捨て、❝やりがい❞を求めて、来てくれました。

自分には無いキャリアを持っているので、

いろいろとアドバイスを聞いているだけでも、

とても勉強になります。

でも、聞いているだけでは変わらないので、

できることから改革を始めていく予定です。

人からアドバイスを聞いたり、いろいろと教えてもらっても、

成果が出る人と、何の結果も出せない人がいます。

でも、成果が出ない人には共通点があるといいます。

それは………、「自分勝手」

自分の勝手な解釈を入れてしまうこと。

ある勉強会でこんな出来事がありました。

講師が話していると、前の席で話の内容を

パソコンでメモをとっている男がいました。

キーボードの音がカチカチうるさく、

周りに迷惑をかけていたので、

主催者側のスタッフが、紙とペンをその男の席まで

持って行き、こう伝えました。

「キーボードの音が他の方のご迷惑になりますので、

こちらの紙とペンをご利用ください。」

すると男は、音を立てないように、

パソコンでメモを取り続けました。

いわゆる………、これが独自の解釈。

スタッフが伝えたのは、

『パソコン操作そのものが、まわりの人に不快感を与えている。

なので紙とペンに切り替えて下さい。』

男の解釈は、

『音がしなければいいんだろ！』

これが、成功できない人の共通点なのです。

指示や教えを素直にやらず、独自の解釈でやってしまう。

後でわかったことですが、その男は会社経営者で

売上があがらず利益も出ず、何をやっても上手くいっていなかったそうです。

そして決まり文句は……、

「言われた通りやっているのに、全然結果が出ない。」

このように成果がでない人は、指示を無視して独自の解釈をし、

思い込みで物事を進める傾向があるのです。

結局………、損をするのは自分。

高いセミナー代を払って失敗しても誰も困ることはありません。

痛い思いをするのは、その本人のみです。

以前………、

プロゴルフで賞金王になった、藤田寛之さんは、

賞金王になるために芹澤プロに弟子入りしました。

藤田さんは自分の解釈は一切捨て、すべて芹沢さんの真似をしました。

レストランに行っても、芹沢さんがカレーを注文したら、

自分もカレーを注文し、食べる物まで真似をした訳です。

その結果………、

1995年5月弟子入り、2年後の1997年に初優勝…、

2011年には、生涯獲得賞金が10億円を突破……、

2012年史上初の日本シリーズ3連覇を含む、年間4勝をマークし、

1億7515万9972円を稼いで、悲願の賞金王を獲得されました。

自分を一切捨てて、師匠を完璧に真似る。

これが上達の1番の近道だということです。

自分の解釈を一切捨て、他の方法や手段に目をそらさず、

とにかく、徹底的に真似て同化する。

理解ではなく同化。

そうしたら、驚くほど結果が変わっていきます。

要するに、自分勝手な解釈はせず、

人からの教えや学びを素直に実行すること……、

でも、なかなか素直になることって……、

難しいことですょね。

とはいえ、成果を出したいなら、素直になりましょう。