那由多な独り言303

“極楽とんぼ”って、ご存知ですか?

10年前、事件を起こして、解雇処分と謹慎で、

いきなりテレビから姿を消したコンビ芸人です。

相方は朝の“スッキリ”でお馴染みの加藤浩次氏。

今夜、10年という沈黙を破って、コンビでテレビに出演しました。

局側は、今回の番組の経緯を、

「10年間の謹慎で、十分な社会的制裁を受けている。」と説明をした。

かつて、辻本清美議員は、『一度の失敗があってもやり直せる社会があってもいいじゃないですか。』

と、言って、一度は事件のため辞職した議員に返り咲いた。

確かに、一度の失敗が全てではなく、失敗してもやり直せる社会の方がいい。

というより、そういう社会であって欲しいし、あるべきだと思う。

極楽とんぼがこの先どうなるのかはわかりませんが、

活躍に期待しよう。

 

物事、どんなことだって、考え方一つでどうにでもなる。

どんな失敗だって、成功のためのプロローグだし、

つらいと思う仕事があっても………、

つまらないと思う仕事があっても………、

気が乗らない仕事があっても………、

考え方一つで、気持ちが切り替わることもある。

 

そんな話を紹介しましょう。

松下幸之助さんのお話です。

~~~~~~~~

まだ、松下電器が小さな電球を少しずつ作っていた頃、

ある工員に松下さんが聞きました。

「仕事は楽しいかね?」

するとその工員は、「毎日電球を磨く退屈な仕事です。」と、下を向きました。

そこで松下さんはこう励ましたのです。

「君の仕事は素晴らしい仕事や。

君の磨いた電球のおかげで夜でも子供たちが勉強できる。

あんたの磨いているのは電球やない。

子供の夢を磨いているんや。

電球が夜暗い道を照らせば、人は安心して夜道を歩ける。

あんたは物を作ってるんやなくて、その先にある笑顔を作ってるんや。」

~~~~~~

さすがです!

考え方ひとつ、心のもち方一つが、結局、人生を決定する。

 

自分はいろいろな仕事の方と話す機会がありますが、

例えば、あの中華料理の“浜木綿”の社長は、

『うちが売っているのは中華料理ではありません。

うちが売っているのは、家族と過ごす憩の場です。』と、言っています。

 

セキュリティー機器の販売をしている会社が目指しているものは、

『セキュリティー機器のいらない安全な社会』でした。

『え???ビジネスにならないのでは?』と、思う人も多いかと……、

セキュリティー機器って、物事の視点を変えると、別の使い方が見えてくるそうです。

例えば、工場の生産管理にも、その機器が使えるそうです。

 

物事の考え方や視点を変えることで、

その本質が見えてくる。

考え方一つで、人生楽しくなったり

つまらなくなったりすることもあります。

 

貴方は、一度の人生、楽しみたいと思いませんか。

では、また来週。 

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今週は、4点、5点。

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