新しい年が明けて、追いかけられている気分の毎日が続いています。
でも、今年は、何かが変わりそうな気がしています。
始まりの年にしていきましょう。
新しい事を始める時に、
一度も間違いをしたことのない人を、
トップに立たせるのと、
間違いを何度もしてきた人を、
トップに立たせるのでは、
どちらが、成功すると思いますか?
.
成功の祖、マネジメントの発明者と言われる
“ピーター・ドラッカー”は、次のように言っています。
「優れた者ほど間違いは多い。
それだけ新しいことを試みるからである。
一度も間違いをしたことのない者、
それも大きな間違いをしたことのない者を
トップレベルの地位に就かせてはならない。
間違いをしたことのない者は凡庸である。
その上、いかにして間違いを発見し、
いかにしてそれを早く直すかを知らない。」
.
話は変わりますが………、
シャープの創業者早川徳次が、
国産第一号のテレビを発売した昭和29年頃の話です。
早川氏はシャープ本社近くに「育徳園」という保育園をつくりました。
ある時、保育園に障害者の方々を招いて、餅つきをしようという企画が上がりました。
しかし、保母さんたちは不安でした。
それは、両手のない人たちにどのように食べてもらったらよいか?
悩んでいたからです。
すると、早川氏は、
「何を迷っているんだい。
普通に出しゃあいいんだよ。
普通に二本の箸をつけて」
「これで食べにくけりゃ、
ああして欲しい、こうして欲しいって言ってくるよ。」
「どうしてやろうなんて、
大それたことを考えちゃいけないよ。」
「出来るときに出来ることを、
出来る人がすればいいんだよ。」
「安っぽい同情の奉仕なんか、相手に失礼だよ。」
「相手の自主性を尊重してあげなさい。」
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さすが数々の艱難辛苦と、それを乗り越え大偉業を成し遂げた人の考え方です。
なんでも初めて挑戦する時は、不安を感じます。
事前に調べたり、誰かに聞いてみたりして、
失敗をしないようにしないように準備をしますが、
いくら準備しても不安はなくなりませんし、
やれるという自信も湧いてきません。
両手のご不自由な方にどうしたらいいか?
相手の意見も聞かずに自分勝手に考えても、大した知恵が出る訳がありません。
どんな状況でも、素直に、前向きに、面と向かって、
まず取り組んでみる事が最善の策
※まず試してみる。
→何が問題かを見つける。
→問題を解決する努力をする。
→諦めずに最後までそれを続ける。
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人は、誰でも初めて何かをする時は、
当然、どうすればいいかはわかりません。
どんな準備をしても、その準備が正しいかどうかは、
実際に始まってみないとわかりません。
確かに、便利な世の中なので、ネットを検索すれば、
そのやり方が書いてあったり、
体験談が出ていたりもするかもしれませんね。
でも、そのとおりにしたら、必ず上手くいくという保障はありません。
だから、結局は、やってみる!しかないわけです。
それで、失敗をすれば、そのトラブルを解決し、
その積み重ねが、“ノウハウ”になる訳です。
さぁ、今日があなたにとって“挑戦の1日”となりますように!
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