那由多な独り言454

すっかり梅雨の季節に入りましたね。

屋外のイベントにはつらい季節がやってきました。

できるだ雨は、週末を避けて降って欲しいものです。

最近の天気予報はよく当たるようになりましたが、

昔は、全く当てにならないことも多かったように思います。

1980年、降水確率を発表するようになって、かなり当たるようになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

どこまで本当かわかりませんが、テレビ番組で、韓国の天気予報は当たらないと言っていました。

最近の天気予報はコンピューターを使って、雲の動きや風の流れなどをデータ化し、

予測をしていますが、昔は、人の経験値で、予測をたてていたようです。

確かに、職人技は、時にコンピューターでは計り知れない“匠”の技を

みせることもありますが、正確さという点では、やはりコンピューターに

分があるように思います。

 

人の知的能力を判断するのに、知能指数(IQ)という数値があります。

昔はIQ(知能指数)が高い人が高い評価をもらっていました。

ものごとをテキパキ処理したり、学習するのが得意な人です。

でも、少し前は、EQ(心の知能指数)感じる力の高い人が注目されていて、

EQが高いと、感情をコントロールしたり、人間関係を円滑にしたりすることが得意になるようです。

最近では、注目すべきは、“AQ”と言われています。

AQとは、Adversity(逆境)Quotient(指数)です。

AQが高いと逆境に強くなる。

そのレベルは5段階あるようです。

 

AQ1:エスケープ

⇒逆境から逃げようとしてしまうこと。

AQ2:サバイブ

⇒逆境でも生き残ろうとすること。

AQ3:コープ

⇒逆境に対処しようとすること。

AQ4:マネッジ

⇒逆境に上手く対処しようとすること。

AQ5:ハーネス

⇒逆境を利用しようとすること。

 

最高指数AQ5の人は、逆境をバネにして更に強くなる人です。

 

松下幸之助氏は、言いました。

~~かつてない困難からは、

かつてない革新が生まれ、

かつてない革新からは、

かつてない飛躍が生まれるのです。

 

日本電産の永守会長は、言いました。

~~向こうから困難さんがやってくる。

誰でも困難からは逃げたい。

だから君も困難から逃げたいだろう。

しかし、困難さんから逃げてみろ。

困難さんは脇を通り過ぎていくが、

ほっとその背中を見たら後ろに『解決策』

というリュックを背負っているじゃないか。

逃げたら解決策も逃げていくんだぞ。

 

日本を代表する経営者たちは、みんな試練や逆境を乗り越えているAQ5の人ばかりです。

IQとEQは生まれつきの側面があるが、

AQは後天的なもので、

AQ5をもって生まれた人はいません。

AQ5は、生まれてから身につけることが出来るものです。

 

つまり………、

逆境に強い人がいるのではなく、

逆境が人を強くするということです。

 

 

小泉元総理が言っていました。

 

~~逆風も気にしなければただの風~~

 

 

今からでも遅くはありませんよ。

AQの数値を上げて下さい。

きっと、怖いものがなくなります。

ブログランキング・にほんブログ村へ

関連記事

那由多な独り言557

いよいよオリンピック開催まで、1か月をきりました。 しかし、まだ、いろいろと決まっていないことが多すぎで、 ホントに大丈夫だろうか……と、思ってる人も多いはずですが、 日本人は、平和というか……、温厚というか……、無関心[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言721

最近、毎日のように郵便や電話で営業されるのが、M&Aです。 M&Aの仲介業者は、現在、国内に約3,000社あるといわれていて、 M&Aの件数も現在年間約3,000件ほど、あるようです。 ただ、最近は、後継者不測の事業譲渡[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言718

今日は、名古屋が誇る世界的イベント…「世界コスプレサミット2024」に行ってきました。 2003年に第1回がスタートし、当初は4か国の参加だったこのイベントも、今大会は、世界36か国が参加し、 その波は全世界に拡がってい[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言644

少し春が近づいてきたことが感じられるように、 暖かくなってきました。 気が付けば、もう3月ですょね。 3月から弊社に強力な助っ人がやってきました。 これから始まる数々の新規事業を軌道に乗せるために、 ある意味❝安定❞を捨[…]

[» 続きを見る]

那由多な独り言462

昨日のなぞのめがねブログに、懐かしい写真がありました。 会社を創る前のまだ、アクションチームの時代です。 あの頃の自分は、何も不可能な事はないと、ごく自然に思っていました。 周りが、どんなに“そんなことは絶対にできない![…]

[» 続きを見る]