芸能界に激震が走っている。
反社会勢力からの営業を受け、会社を通さずに仕事をして、
それが公になり、謹慎処分を受けていた芸人が記者会見を行い、
会社から記者会見を止められていたことを発言した。
「個人的に、記者会見を行ったら、連帯責任で謹慎処分の芸人を全員解雇する。」
と言われ、
「どうして謝罪することを止められるのか?会社に対して不信感しかない。」
悪いことをしたら、謝るのは当たり前のこと………。
確かに、当たり前のことをやろうとしているのに、
それを止めるのは、少し可笑しいと思うのは、当然ですね。
当たり前のことを、ごくごく、当たり前に行う。
それが、逆にできないと、どういう事になるか………。
1994年。
今から25年前の話……。
アメリカの大手航空「コンチネンタル航空」は、最悪の状況でした。
……………
定時到着率
手荷物紛失個数
乗客十万人当たりの苦情件数
……………
いずれもワースト1位でした。
1984年から1994年の間に、2度も会社更生法が適用され、
10回も経営者が変わっていました。
いわば【崖っぷち】ではなく、【崖の底】にいました。
のちに、コンチネンタル航空復活の立役者となったCEO、
ゴードン・ベスーンはこう語っています。
「1994年初め、コンチネンタル機に乗れば、
どこに連れていかれるか分からなかった。」
「目的地があり、定刻どおりにそこへ着きたいと思ったら、
コンチネンタル航空だけは避けたほうがよかった。」
しかし・・・
それからわずか1年で奇跡が起きます。
1995年には、
最も株価があがった会社におくられる〈ストック・オブ・ザ・イヤー〉を受賞。
1996年と1997年には、
最も顧客満足度に貢献したエアラインにおくられる〈J・D・パワー賞〉を受賞。
さて、ゴードンは何をしたのでしょうか?
彼はそれまであった2つの誤りを正しました
1)間違ったことを測定すること
2)正しいことを測定しながら、間違った人に報いること。
そして、ゴードンは、
測定すべき指標として「定時運航数」をかかげました。
「決まった時間に出発し、決まった時間に到着できた数」
当たり前のことです。
でもゴードンは、
この「当たり前」の回数を徹底的に測定しました。
そしてこんな制度を作りました。
「定時運航の目標をクリアすれば、
その月は全従業員に65ドル(7,000円ほど)のボーナスを出す」
「クリアできなければ、誰も1ドルも手にできない」
私たちの中にはこんな誤解があります。
難しいことをこなすことが大きな結果を生む。
新しいことをやることが大きな結果を生む。
大きなことをやることが大きな結果が生む。
でも本当に差をうむのは「当たり前」のことです。
誰でもやればできるのにだれもやり通さないこと。
それを当たり前のこととして、大真面目にできるかどうか。
当たり前の事って、確実にできていないと可笑しいことなのに、
意外と、当たり前のことができていない事が、世の中には多くあります。
少し考えれば、多くの芸人を巻き込んで、芸能界と反社会勢力の関わりが問題になっていれば、
その真実をキチンと視聴者たちにお伝えすることって、当たり前の事かもしれませんが、
それを会社が止めていたり、実施したら全員解雇というのは、違和感を感じますよね。
当たり前と思うことを徹底して行う事は、普段の生活の中でも大事なことです。
奇跡への最短距離は、「当たり前」を徹底することなのかもしれませんね。
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