最近、新しいアイデア家電を次々と発売し、注目を集めている企業があります。
❝アイリスオーヤマ❞です。
元々は、プラスティック製品を販売していた会社で、
1988年に、半透明で中身がわかる家庭用収納ケースが爆発的ヒット商品となり、
大きく成長しました。
その後、2009年にLED電球を発売し、
翌年には、業界初のプラスチックボディタイプの電球を発売し、
LED照明のメーカーとしても、昨年の国内トップのシェアを誇っています。
そして、2012年に家電部門を拡大し、
大手家電メーカーで職を失った優秀な技術者を大量に採用し、
彼らが他社で培ったノウハウと自社のアイデアを融合し、
アイデア家電を次々と発売するようになっていきました。
しかし、アイリスオーヤマの成長の秘訣は、
そういう戦略的なものだけではなく、
もっと別の思考的なところにもあるようです。
その大切にしている考え方の一つに「NDD」というものがあるそうです。
Nは「なぜ」、
Dは「どうして」、
もう一つのDが「どうすれば」。
これを反復連打し、今日まで前例のない経営戦略を打ち出して、
新たなる市場を開拓してきました。
オイルショックで苦しんだ時も、
NDDを元に、考え抜いた結果、景気に左右されない仕事をしようと、
生活用品事業へと大きく業態転換を図ったそうです。
その代表例がガーデニング用品でした。
社長が、園芸好きの妻の姿を見て、
「こんな商品があれば便利だ」と生活者目線で開発していった結果、
その利便性を評価されて、1980年代のガーデニングブームを牽引することができたのです。
世界を変えたと言われるクリア収納ケースも、
不便から着想を得ています。
当時は不透明な収納ケースが一般的でしたが、
消費者目線にたって、収納ケースからセーターを探すのに苦労した経験を基に、
「透明な収納ケースがあれば便利だ!」と思い立ち、
原料から試行錯誤を重ねて製品化を果たしたのです。
恐らく、収納ケースに不満を抱く人は多かったことでしょう。
しかし、「なぜ、どうして、どうすれば」と考え進めた人がいなかった。
だからこそ、世界初のクリア収納ケースは、
全世界で瞬く間に広がり、記録的なヒットを遂げたのです。
近年は情報社会に移行し、「どうして、どうすれば」という答えは、
インターネットで検索すれば比較的容易に手に入ります。
それよりも、不満の種や不便を発見する「なぜ」の部分が重要です。
既存のマーケット内で戦うのではなく、
「なぜ」を突き詰め、市場を創出すること。
それがアイリスオーヤマの伝統精神です。
成長の秘密は、「なぜ、どうして、どうすれば」という考え方を習慣化することだと、
アイリスオーヤマの大山会長は言っています。
社会が便利になればなるほど、情報が簡単に入手できるため、
人々は考える力を失っていきます。
これからの時代、大切なのは、
私たちが皆持っている ”想像力” という才能・能力を
もっともっと有効活用することです。
弊社でも、「もっと考えて仕事しよう!」と、いつも言っていますが、
どれだけ社員たちの心に響いているかは、
これからのZATの成長を見ていただければわかると………思っています。
こんばんは。 一週間のご無沙汰です。 昔の話を一つ。 お中元の季節もそろそろ終盤だと思いますが、 昔、弊社にお中元を贈ろうとしてくれた方が、 こっそり、弊社の事務員に、 『社長さんって、お酒飲まれますか?』 「いいえ[…]
ジングルベ~ル! ジングルベ~ル! スズが~なる~♪ 今日は楽しいクリスマス♪♪ って、クリスマスイブに唄っても、今日は楽しいクリスマスイブ♪とは、 唄わないんだね~。 今日は、クリスマスイブです。 会社には、すでに誰も[…]
今日は、暑い1日でしたね。 5月だというのに、完全な真夏日でした。 この調子だと………、本格的な夏になったら、 どうなるんでしょうねぇ? 昨日のブログに、昔に比べ現在の方があきらかに暑い!とありました。 確かに、自分が子[…]
自分は、普段現金主義で、カードをあまり使いません。 でも、最近、セブンでナナコカードにチャージをして、使っています。 使ってみると、何だか便利な気もしてしまいます。 […]
最近、中古のおもちゃ市場が高騰しているらしい………。 昭和時代の代表的な❝超合金❞が、18万で販売されていたり、 1996年に任天堂から発売された『スーパーマリオ64』の未開封品が、 競売にかけられ、156万ドル(約1億[…]