那由多な独り言608

参議院選挙が始まりました。

7月10日が投票日で、即日開票されます。

 

今回の争点は、物価高への対策と給料等の所得増加が注目されています。

特に、諸外国と比較して、日本の平均給料の金額が30年ほど横ばい傾向にあることが

話題に挙がっていて、各党が最低賃金を時給1500円に引き上げを目指すと言っています。

 

ハッキリ言って、これはいい迷惑ですね。

最低賃金をやみくもに上げる前に、もっと景気を回復させるための政策を打ち出さないと、

賃上げ政策だけでは、下手すると倒産に追い込まれる中小企業が増えて、

失業者が増加し、さらに不景気が深刻化してしまいます。

 

いつも選挙では、一般ウケする公約を掲げて、票集めをするが、

実際に選挙が終わると、あの話はどこに行ったんだろう……と、いう事が多いので、

そこまで深刻に考えずに投票すればいいかもしれませんが、

無責任な賃上げ政策だけは止めて欲しいですね。

 

ちなみに、少し古い話ですが、

以前(2015年)日本経済新聞社系のマーケティング専門誌が

行ったアンケート結果で面白いものがありました。

アンケートは実にシンプルなもので、質問は、

「今、何に興味関心がありますか?」だけ………。

それの何が面白いかというと、

面白いのは、それを低所得者、中所得者、高所得者、それぞれ所得別に比較した点です。

 

そして、その結果は?

低所得者は、

1位:消費税問題と年金問題。

2位:身近なお金のことに関心あり

 

中所得者になると

1位:消費税問題、年金問題に加えて

2位:安保法案や大企業の不祥事

3位:政府の問題が上位3位を占めた。

 

ちなみに、2015年当時の社会問題

(安保法案可決、消費税10%引上げ、東芝不正会計、VW排ガス不正など)

 

そして、高所得者の回答は………、

1位:健康づくり

2位:旅行

3位:孫と遊ぶこと

高所得者の興味関心事は、

「きわめて個人的なこと」だけだった。

 

自分のことを真剣に考えている人は、他人のことにも真剣です。

だから、他人の役に立つことが出来ています。

しかし、自分のことを考えない人が、

他人に対して自分以上に考えることは絶対にあり得ません。

だから、仕事も中途半端なものになってしまいます。

 

社会や政府、他人への不満や批判など………、

自分以外に意識を向けていると、

「きわめて個人的なこと」がおろそかになり、

パーソナルモティベーションを

開発することが出来なくなってしまいます。

 

ようするに、高額所得者だから「きわめて個人的なこと」に

興味関心があるのではなく、

「きわめて個人的なこと」を大切にしていたから、

高額所得者になったのだ……ということです。

 

また、別の捉え方をすると、

自分の置かれている状況を、社会的な構造のせいと考えている人が

低所得者には多く、

高所得者は、置かれている社会的な構造の中で、

自分を、どう成長させるかを考えていく事ができる……ということです。

 

要するに、簡単にいうと、自分のことを他人のせいにするのではなく、

常に自分の責任において行動し、周りには不満ではなく、

感謝の気持ちを持ち続ける者が、富を築くことができるという訳です。

 

みんなで選挙いきましょうね。

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