那由多な独り言290

GWに突入しました。

皆様は、enjoyされてますか?

今年は、10連休という方が結構多いようですね。

弊社は、10連勤という方が多いようです。

ま、イベント会社なので、当たり前と言えば、当たり前ですが………。

でも、昔のGWに比べると、社員数も増え、(その割に現場数が増えていない………。)

社員全員で現場に取りかからなければ……、

という感じではなく、少し余裕を持って、

現場に取り組んでいられるようになってきました。

ま、これは、進歩と捉えておきましょう………。

 

「えー、お後がよろしいようで。」

 

テレツク、テンテンというお囃子とともに、舞台からはける。

~ご存知、落語であります。

最近の落語家に三遊亭歌之介という人がいます。

この人は各地で公演ではなく、講演をすることが多いといいます。

落語家らしく大変話が面白く、思わず考えさせる話が多いので有名です。

その話の中で、なかなか面白い話があります。

この話は、彼が真打ちに昇進したときの話です。

 

当時、彼は、落語界のサラブレッドといわれる林家こぶ平

(九代目正蔵・故林家三平の長男。)と一緒に真打ちになりました。

その時、マスコミは、こぶ平の方に一斉に押し寄せ、

側にいた彼には見向きもしませんでした。

彼は、それがくやしくて、その席を蹴って、行き先も決めずに電車に飛び乗ったそうです。

そこで偶然、故養田実社長(ジュポン化粧品本舗)にばったり会いました。 

養田社長は、沈み込んでいる彼を見て、「どうした」と尋ね、彼は、その理由を話しました。

すると突然、養田社長はこう切り出したそうです。

 

「うさぎとかめの童話があるだろう。うさぎは、どうしてのろまなかめに負けたのか?」と。

彼は答えました。

「うさぎはいつでも勝てると油断があったのです。

人生は、油断をしてはいけないという戒めです。」と。

養田社長は、「本当にそう思っていたのか。零点の答えだ。」

と語気を強めました。

 

そして、静かに次のように話しました。

「かめにとって相手はうさぎでもライオンでも何でもよかったんだ。

なぜなら、かめは一遍も相手を見ていないんだよ。

かめにとって重要なことは、旗の立っている山の頂上、

つまり人生の目標だけを見つめて歩き続けることだった。

一方のうさぎはどうだ、絶えず相手のかめのことばかり気にして、

大切な人生の目標をたった一度も考えることをしなかったんだよ。

君の人生の目標は、こぶ平君ではないはずだ!

賢いかめになって歩き続けなさい。」

 

そして、さらに、養田社長は言葉を続けてこう言った。

「どんな急な坂道があっても止まってはだめだよ。

苦しいときには、ああ何と有難い急な坂道なんだ、

この坂道は俺を鍛えてくれるではないかと、感謝しなさい。

有難いというのは、難が有るから有難いんだよ。」と、諭しました。

 

この社長の一言で迷いが吹っ切れ、

彼は、落語家として自分の目標に向って黙々と歩き続けようと決心したという話です。

 

このウサギとカメの話は「目から鱗」的で、大変面白いですよね。

思わず考えさせられる話です。

誰もが、ついつい自分の目標を見失って、

身近な存在と自分を比較してしまいがちですが………、

この話のように、他人と比較しても、目標達成できる訳もなく、

何も意味がありません。

弊社内でも、よく、社員同士で、比較し合って、

〇〇さんと比べて、自分は………。

という話を聞くことがあります。

“それって、比べても意味ないじゃん”

と、思いながら、それについて答えることがあるのですが………。

そういう比較は止めて、もっと山の頂上を見ていて欲しいものです。

 

彼の話は、他にも面白く楽しいものがいろいろあり、

脳の刺激と健康に良い「笑い」を提供してくれるはずです。

 

地方公演に行った時の話、楽屋で80歳のお婆さんと一緒になったときに、

「あんた、こんな婆と一緒じゃ楽しくないと思っているじゃろ。

物は考えようだ。二十歳の娘が四人いると思えば、こんな楽しいことはないじゃろ。」

 

………お後がよろしいようで。

また、来週。

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今週は、4点、4点。

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