那由多な独り言516

ネットって、怖いですね。

先日、Yahoo!ニュースで、

名古屋のイベント大手2社の経営統合も視野に入れた業務提携の記事がでました。

怖いのは、そのニュースに対するコメント………。

『今年の売上高は2社でいくらよ?』

『どう見てもまともな会社じゃないわな。クソとミソ…糞味噌や!』……etc

自由にコメントが入れられるとはいえ、

こんなコメントをわざわざ書き込むんだ………という感じで、

ネットの誹謗中傷に耐えかねて………、

自殺まで発展することがあるというのを思い出しました。

このコメントの自由さが、世の中の危うさを象徴してますね。

 

人はどうしても自分を優先的に守る本能があるようです。

だから、自分を守るために、他人を攻撃する……。

どうしても自分が可愛いので、何かあると、自分のせいにしないで、

他人のせいにしたがる習性があります。

 

作家の曽野綾子さんがよく使われる言葉の一つに

“くれない族”があります。

曽野さんは、若者からお年寄りまで日本中に、

数多くの“くれない族”がいることをとても憂慮されています。

さらに「くれない族」は精神的老化が進んでいる、とも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曽野さんは、特にいまの若者たちを見ながら、

「与えることを知らない」と話しています。

自分にできる小さなことであっても、

与える習慣をつけることが、

人生を心豊かに生きる一つのヒントかもしれません。

 

また、“くれない族”というのは、若者に限った話ではありません。

お年寄りにもそういう人はたくさんいます。

友達が「してくれない」、

配偶者が「してくれない」、

政府が「してくれない」、

ケースワーカーが「してくれない」、

娘や息子が「してくれない」。

こういう言葉を口にする人は、

青年でも壮年でも精神的老化が進んでいると言っているのです。

 

与えることを知らない人は、

ついつい人が“してくれない”ことばかりに意識がいきます。

曽野さんは、与えることは人としての義務と話しています。

人間としての義務を果たす。

義務を果たすことで、“くれない族”から脱却することができるという訳です。

 

このコロナの時代では、ついつい「国は何もしてくれない」

仕事がうまくいかないのは、コロナのせい………。

と、上手くいかないのは、誰も何もしてくれない……から。

そう考えてしまいがちですが、

人に与えること……、人の役に立つこと……。

そう考え、義務を果たすことで、

視野が広くなるのではないでしょうか。

 

しかし、言うが易し、行うが難し。

簡単にできる事ではありませんが、

このコロナ禍で、いち早くリードするには、

くれない族からの脱却が必要不可欠ではないでしょうか。

 

 

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