巷では、新年度が始まり、弊社にも新入社員が4名入社しました。
今年の新入社員は、男女2名ずつです。
新入社員が入ってくると、社内全体新しい風が吹き込み、
1年間新入社員と呼ばれてきた社員たちが、先輩になります。
1年でどれだけ成長できたか、先輩としての成果をどれだけ見せることができるか、
真価を問われる時がきました。
こうして、1年が経過する毎に、新しい風が社内に吹き込み、
その度に社内を一掃してくれるようです。

さて、そんな新しい風を吹きこむフレッシュな社員たちには、
今のやる気をできるだけ長く継続して欲しいものです。
でも、そんな満タンなやる気を、先輩の心無い一言で、
いきなりエンプティにしてしまうこともあり得るわけです。
※「21世紀の脳科学 人生を豊かにする3つの「脳力」」
著者 マシュー・リーバーマン 訳者 江口 泰子(2015年 講談社)
によると………、
心理学者のロイ・バウマイスターはこんな実験をしました。
被験者を2つのグループに分け、片方のグループにだけある言葉を投げかけます。
その後、大学院進学適正試験タイプのテストを行いました。
その結果は・・・、
~~~~~
■ 何も言葉をかけなかったグループ → 正解率 68%
■ ある言葉を投げかけられたグループ→ 正解率 39%
~~~~~
その「ある言葉」とは、実は、たった一言でした。
「将来、あなたは他の人よりも孤独になりそうだ。」
人はこんなに簡単に本来の力を奪われ、可能性を消されてしまうのです。
でも逆も言えます。
「将来、あなたは多くの人を救う人になれる」
「将来、あなたは世界一『ありがとう』を集める人になれる」
「将来、あなたは多くの人のお手本になれる」
こんな心からの一言があるだけで、人はいつも以上の力を発揮し、
本当の可能性を追求することができるはずです。
実験データに限らず、誰でも、たった一言に傷ついたり、
たった一言で有頂天になったり、
そういう経験はあるはずです。
一言で、やる気を失うより、一言で、やる気を倍増させる方が、
会社にとって大きな利益を生むことは誰でもわかるはずです。
また、言葉の魔力は時には、自分自身の意欲を削ぐこともあります。
自分でそれに気づくかどうかは別にして、みな自分自身に話しかけています。
そして、不幸なことに、多くの場合、
我々は過去の体験で条件付けされた否定的なインプットを繰り返している、という。
「またやってしまった。だからオレはダメなんだ。」
「私は何をやっても、続かないからなぁ。」
「俺には、そんな才能ないよ。ムリ、ムリ、ムリ!」
人に投げかける言葉の力は、時に大きな影響を及ぼすものだが、
時には自分自身に対して投げかける言葉の力も全く同様である。
言葉の魔力………、
一言の重みを十分に理解して、
新入社員と接していきたいですね。

~天災は忘れた頃にやってくる~ と、科学者で随筆家の寺田寅彦氏が言ったそうです。 6月18日AM7時58分、大阪北部を震度6弱の地震が襲いました。 この地震で死傷者は約400人あまり、住宅被害は二万棟を越えました。 その[…]

夏真っ盛りに! 毎日暑い日が続きますね。 今回の梅雨は、各地に集中豪雨をもたらしています。 ここ数年の豪雨って、半端ないですね。 でも………、 名古屋は、それほどひどいくらいの豪雨もなく………、 永年ウワサされ続けている[…]

GWを前に、感染が拡大して、愛知県にも蔓延防止重点措置が、 20日から施行されることになりました。 明らかに第4波に入っているのに、総理だけは……、 感染が拡大しているとは言えない……って、 違和感しか感じない会見をして[…]

毎日暑い日が続きます。 でも、夏だから当たり前ですょね。 日本は、4つの季節があり、素晴らしいと思います。 世界中に四季はありますが、 日本の四季はもっとも風情があると言われています。 それは、様々要素が混ざり合っている[…]

こんばんは。 どうも土よーのブログは文字が多過ぎて 読むのも煩わしいらしい…………。 どうなんでしょう? ちょっと、路線を変えた方がいいのでしょうか? う~ん、ちょっと考えますね。 さて、先週のブログ[…]