先日、プロ野球で、「現役ドラフト」が行われました。
これは、出場機会に恵まれない選手の活性化を促すということで、
昨年から実施された新しい移籍の方法で、
これをきっかけに、ドラゴンズに移籍した細川選手は、覚醒して大活躍しました。
前球団のベイスターズでは、1軍に定着する事すらできず、
ほとんど2軍でくすぶっていた状態でした。
プロ野球では、移籍をキッカケに大きく花開く選手も多く、
そういう選手を発掘するために始まった「現役ドラフト」ですが、
12球団全てが成功したわけでもなく、結局、移籍後1年で戦力外になった選手もいます。
明暗が分かれた「現役ドラフト」ですが、期待通りの活躍をするためには、
「これをチャンスにしてやるんだ!」という強い決意が必要のようですね。
私たちは、誰かに期待されていると、実は、その期待にむくいようと行動する傾向があります。
だから、人に期待をかければ、それはやがて現実になってかえってきます。
相手に信頼を寄せて成功を期待すれば、好ましい結果を出してくれます。
必ずしもそうなるとは限りませんが、多くの場合はそうなります。
反対に、人を疑い、不信感を抱けば、好ましくない結果を出すことでしょう。
私たちはみな、意識的にせよ、無意識にせよ、
自分が抱いている期待をさまざまな方法で相手に伝えています。
それは言葉であったり、声の調子やしぐさであったり、いろいろです。
期待をかけることが人々の行動に大きな影響を及ぼすことは、
多くの研究で明らかになっています。
ある研究で小学2年生の生徒をABCの3つのグループに分け、
算数のテストを受けさせました。
テストが始まる前に、
Aクラスには「君たちなら、いい点がとれるはずだ。」
Bクラスには「いい点がとれなければだめだ。」
Cクラスには「いい点を取るようにがんばれ。」
と声を掛けたそうです。
その結果、最もよい成績を収めたのは期待しているよと声をかけたAクラスでした。
なぜ期待のセリフが効果を発揮するのでしょうか。
それは、期待のセリフが1人ひとりの心の中に入り込み、
それぞれが自分1人に対して発せられたポジティブな期待として受け止めてくれるからです。
部下に仕事をやり遂げてもらいたいときは、
「君が、その仕事をやり遂げるタイプの人間だと私は確信している」と伝えてください。
どんなに扱いにくい犯人であっても、たくみに自白させる警察官がいました。
その警察官は、犯人にいつもこんなふうに言っていたのです。
「君が何度も問題を起こしてきたことは事実だが、
けっしてウソをつかない人物であることは私は知っている。
君の言うことはすべて真実だと、みんなが言っているよ。」
あなたは、日頃から周りの人をどんな感じにさせていますか。
軽く扱っているのか、それとも勇気を与えて、
これからも業績を上げようと励ましているのか、
胸に手を当てて考えてみてください。
しかし、あまり過度な期待をし過ぎると、
それをプレッシャーに、潰れてしまう人もいるので、
その人のレベルにあった期待をかけてあげることが、
その人の実力を高めることに繋がります。
自分の場合、何かをしようとすると、親からは、
「あなたには無理でしょ。」と、言われることが多かったように思います。
今考えると、期待されなさ過ぎていたように感じます。
だから、息子には、「君なら、やればできるよ。」と、言っています。
でも、ただ言っているだけではなく、絶対に彼ならできると、
心から信頼して、言っているので……。
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