那由多な独り言155

こんばんは。

さぁ、サタデーナイトだよ~。

 

しかし、暑いですよね。

10月だというのに、30℃以上の真夏日を連日記録しているそうです。

これって、地球温暖化?

異常気象?

天変地異?

 

この暑さにビックリして、ソメイヨシノが咲いてしまったらしい……。

サクラも咲いてみて、びっくりでしょうねぇ。

 

このブログが始まって、155週、約3年です。

10月半ばで、普通に半袖で過ごせるというのは、記憶にないです。

やはり、ちょっと、異常ですよね。

 

さて、弊社は法人化して、22年が過ぎました。

皆さんは、会社生存率って、ご存じですか?

設立1年で約60%の企業が廃業や倒産をし、

設立5年で約85%の企業が廃業・倒産します。

設立10年以上存続出来る企業は6.3%。

設立20年続く会社は0.3%。

設立30年続く会社は、0.025% しかいないということがよく言われています。

 

設立20年を経過している企業は、20年前に1000設立したら、

3社しか生き残っていません。

 

自分は、周りから若いと言われる年代で会社を設立したので、

“会社にするって、大変でしょう”

と、よく言われましたが、そういう時に、

「会社は、創るのは簡単だけど、継続することが大変です。」

と、応えていましたが、こうして統計をみると、自分の実体験と一緒だと思いますね。

 

新しい企業は絶えず生まれていますが、創設後の淘汰もそれだけ厳しい、ということです。

 

しかし、この会社生存率としてよく伝えられる数値は、根拠がないとも言われています。

 

実際は、2011年の中小企業白書によると、

1年で97%、5年で82%、10年で70%、20年で52%。

言い換えれば、5年で約2割、10年で約3割、20年で約半数が廃業したことになります。

自分の感覚では、この数値の方が、リアリティがあるように感じます。

 

以前、聞いた話ですが……、

ある人が地方都市に旅行し、市役所の人に古くからある神社を案内してもらった。

その神社は50年前に修復を行い、100の会社が協賛、寄付をしてくれた。

さて、50年経ったいま、そのうち何社が残っていると思われますか、と市役所の人に質問された。

皆さんはどう答えるでしょう?

その答えは、

 

たった1社です。

それも業態を変えて、残ったといいます。

 

では、100年後に生き残れるのはどれくらいか。

10,000社のうち2,3社が定説であります。

生存率0、02%。

企業という生命体を維持発展させていくことが

いかに難しいかをこの数字は示しています。

 

その中で何百年にもわたって存続発展しているところがあります。

裏千家、虎屋はともに五百年の伝統を有しています。

ちなみに日本には200年以上続いている会社が、3,000社あるといわれています。

韓国はゼロ、中国は9社だといいます。

 

何百年も続く老舗を観察すると、共通のものがあるように思えます。

 

1つは創業の理念を大事にしていること。

その時代その時代のトップが常に創業の理念に命を吹き込み、

その理念を核に時代の変化を先取りしている。

 

2つ目は情熱。

 

永続企業は、社長から社員の末端までが目標に向け、情熱を共有しているわけです。

 

理念と情熱。

これが、永年に渡り、企業を支えるキーワードとなるわけです。

企業としての“仕事に対する考え方”をいかに社員に熱く伝えられるか、

それによって、進むべき方向をしっかりと一つにまとめて、猛進する。

それが、継続するための秘訣ということですね。

先は長いですが、一歩一歩頑張りましょう。

 

では、また来週。

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今週は、5点。元気だして頑張ろう!

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